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Adobe Acrobat Readerとは?評価・安全性や使い方について

Adobe Acrobat Readerは、PDFの正確な表示/印刷/署名/コメントの追加が可能な無料のPDF閲覧ソフトです。アメリカ合衆国に本社を置くアドビ(Adobe Inc.)が運営しています。

Adobe Acrobat Readerは閲覧に特化した無料ソフトのため、PDFの編集や変換、結合などを行うには上位版の有料プラン「Acrobat Pro」を購入する必要があります。

PDFの「生みの親」であるアドビソフトのため高機能でありながら使いやすいと評価が高く、PDFにパスワードをかけて閲覧や印刷、編集機能に制限をかけることができ、セキュリティ機能も充実しています。

Adobe Acrobat Readerとは?

Adobe Acrobat Readerは、PDFの閲覧や署名、共同作業や注釈の追加ができる無料のソフトウェアです。

以下の種類があります。

  • デスクトップ版
  • アプリ版
  • Chrome拡張機能版

Windowsだけではなく、MacやiPhone、AndroidなどのOSやデバイスから利用可能です。

閲覧ソフトのため、PDFの編集や結合、変換などはAdobe Acrobat Readerの上位版である有料プラン「Acrobat Pro」を購入する必要があります。

Acrobat Proはダウンロード後無料お試し期間として7日間はすべての機能を無制限で使用でき、期間内にキャンセルすれば料金は発生しません。

有料プランのお試しはクレジットカードの登録が必須ですが、無料版の範囲で使うだけであればカードの登録やアカウントの作成は必要ありません。

また、年払いで購入した場合も、購入後14日以内にキャンセルすれば全額返金されます。

詳細情報

Adobe Acrobat Reader

ソフト名: Adobe Acrobat Reader
開発会社名: Adobe Inc.
所在地: アメリカ合衆国

日本語: 〇
他言語: アイスランド語、アイルランド語、アストゥリアス語、アッサム語、アフリカーリア語、インドネシア語、ウイグル語、ウェールズ語、ヴェネト語、ウンス語、アムハラ語、アラビア語、アルバニア語、イタクライナ語、エストニア語、エスペラント語、オック語、オディア語、オロモ語、カザフ語、カシミール語、カタルーニャ語、カビル語、ガリシア語、ギリシャ語、キンヤルワンダ語、グアラニー語、クメール語、グルジア語、クルド語、クロアチア語、コーサ語、コンカニ語、サンスクリット語、サンタル語、シダマ語、シレジア語、シンド語、シンハラ語、スウェーデン語、ズールー語、スコットランド・ゲール語、スロバキア語、スロベニア語、スワヒリ語、セルビア語、ゾンカ語、タイ語、タジク語、タタール語、タミール語、チェコ語、チベット語、ツォンガ語、ツワナ語、テルグ語、デンマーク語、ドイツ語、ドーグリー語、トルコ語、ネパール語、ノルウェー語、バスク語、ハンガリー語、パンジャブ語、ビルマ語、ヒンディー語、フィンランド語、フランス語、フリウリ語、フリジア語、ブルガリア語、ブルターニュ語、ベトナム語、ヘブライ語、ベラルーシ語、ペルシア語、ベンガル語、ベンダ語、ポーランド語、ポルトガル語、マイティリー語、マケドニア語、マニプリ語、マラーティー語、マラヤラム語、モンゴル語、ラオ語、ラトヴィア語、リトアニア語、ルーマニア語、ルクセンブルク語、ロシア語、英語、中国語、韓国語、高地ソルブ語、中央クルド語、低地ソルブ語、南ンデベレ語、日本語、北部外語

オフライン: 〇

Windowsソフト: 〇

Macソフト: 〇

iPadアプリ: 〇

iPhoneアプリ: 〇

Androidアプリ: 〇

オンライン: 〇

Windowsブラウザ: 〇

Macブラウザ: 〇

iPadブラウザ: ×

iPhoneブラウザ: ×

Androidブラウザ: ×

Google Chrome拡張: 〇

機能一覧

Adobe Acrobat Readerの機能ページ

以下は、Adobe Acrobat Reader(無料版)とAcrobat Pro(有料版)の主な機能をまとめた表です。

機能Adobe Acrobat ReaderAcrobat Pro
結合×
注釈
ページの一部削除×
PDFの作成×
変換×
フリーハンド入力
並べ替え×
署名
パスワード設定×
PDF内のテキストの編集×

Adobe Acrobat Readerは閲覧ソフトのため、利用できる機能は限られています。

Acrobat Proは結合や変換、ページの一部削除など、PDFの操作として必要なさまざまな機能が利用可能です。

また、「墨消し」ツールで文書内の機密情報を含む画像やテキストを完全に削除できたり、「ファイルの比較」ツールで内容が異なる2つのPDFを比較してテキストなどの相違点を見つけ出すことができます。

Adobe Acrobat Readerのモバイル版

Adobe Acrobat Readerのアプリには、iOS版とAndroid版があります。

デスクトップ版と同様の機能が使用できます。

価格(プラン)や有料版について

Adobe Acrobat Readerは無料ですが、有料プランのAcrobat Proがあります。

有料プランのAcrobat Proは7日間の無料トライアルがあり、すべての機能を試すことができます。

価格は年払いで23,760円(1,980円/月)、月払いだと3,380円/月なので年払いの方がお得です。

以下は有料プランの主な機能です。

  • さまざまなデバイスで利用可能
  • 電子サインと電子署名で、ペーパーレスの契約や承認が可能
  • 国際標準規格のPDFが作成可能
  • 複数の署名者に署名依頼を一括送信
  • 100GBのクラウドストレージを使用可能
  • チャットでのカスタマーサポート

Acrobat Proは買い切りプランはなく、使用する限りは契約をしてお金を払い続けなければならないサブスクリプションであり、料金も他のPDF編集ソフトと比べ高値です。

しかし、PCを買い替えたり使用するデバイスを変えたりするたびに、ソフトとPCの互換性を気にしなくても良い点はメリットです。

またWindowsとMacでは規格自体が違いますが、ソフトではなくサブスクリプションであることで互換性を気にせずAcrobat Proを使うことができます。

無料ではできないこと

Adobe Acrobat Readerでは以下のようなことができません。

  • PDFの結合/分割/圧縮
  • PDF内テキストの編集/変換
  • PDFの抽出/並べ替え

Adobe Acrobat Readerは閲覧ソフトであるため、基本的な編集なども機能に含まれません。

アプリの無料版/有料版も使用できる機能はデスクトップ版と同様です。

アプリ版の有料プランはデスクトップ版の料金とは異なり、以下になります。

  • 年払い:7,500円(625円/月)
  • 月払い:1,080円

アプリ版も有料プランの7日間の無料期間があり、期間内に解約すれば料金は発生しません。

評価・レビュー

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    安全性

    adobeプライバシーセンター

    Adobeの公式サイトには、セキュリティ対策について以下のような記載がされています。

    • 暗号化/2段階認証/従業員や請負業者に機密保持義務の契約締結などのセキュリティ管理を採用し、お客様の個人情報保護に努めている

    また、Adobeはユーザーの個人情報をAdobeやその関連会社、プロバイダーなどが事業を行う世界各国に個人情報を移転する場合があり、その際は

    • 日本個人情報保護委員会の十分性認定
    • 日本の個人情報保護法
    • 本人の同意

    以上のうち1つまたは複数を採用し、ユーザーの個人情報を保護するためにデータ移転契約を締結するなど、関係法令を遵守してこれらの移転を行うと明記しています。

    「十分性認定」とは、欧州(EU)の委員会が行う決定のことで、十分性認定がある国や地域では、EU域内からその対象地域へと円滑に個人データの移転ができるようになります。

    Adobe Acrobat Reader/Acrobat Proのデスクトップ版であれば、デバイス内で処理が完結するため外部に情報漏洩する可能性が最小限に抑えられます。

    セキュリティについてご不安な方は、Adobe Acrobat Reader/Acrobat Proのデスクトップ版の使用を検討しましょう。

    アプリ版

    Adobe Acrobat Readerには、iOS版とAndroid版のアプリがあります。

    以下のような機能が使用可能です。

    • PDFの表示と印刷
    • PDFの共有や注釈への返信
    • メモやコメント、ハイライトの挿入
    • 署名
    • Googleドライブとの連携
    • PDF内のテキストと画像の追加や変更

    有料プランを購入すると、デスクトップ版のAcrobat Proと同様の機能を使用できます。

    iOS

    adobe acrobat readerのios版

    iOS版のアプリはApp Storeからダウンロードできます。

    iPadでも利用可能です。

    Android

    adobe acrobat readerのAndroid版

    Android版のアプリはGoogle Playからダウンロードできます。

    拡張機能

    Adobe Acrobat Readerは、Chrome拡張機能でも使用可能です。

    adobe acrobatの拡張機能

    以下の機能が使えます。

    • 100MB以下のPDFファイルの変換や圧縮
    • 200MB以下の「PDFをWord に変換」および「PDFをPPTに変換」
    • 2GB以下のPDFファイルの圧縮
    • 最大500ページまでのページ削除/回転/並べ替え/抽出/トリミング
    • 最大1GBおよび最大1,500ページのPDFを最大19個のファイルに分割
    • 最大1,500ページの結合  
    • PDF にパスワードを追加して保護(ただし、パスワードは削除できなくなり、削除するにはAdobe Acrobatサブスクリプションを購入するか、Adobe Acrobat Proの7日間無料体験版に新規登録する必要あり)
    Adobe Acrobatの拡張機能

    Adobe Acrobatの拡張機能を開くと、利用可能なツールが表示されます。

    赤矢印で示した「Adobe Acrobat」という部分を押すと、公式サイトに移動できるので拡張機能に表示されていないツールも利用できます。

    有料版をお使いの方や、結合や分割などのツールを主に使う方であれば、効率よく各ツールのページにアクセスできるため便利です。

    Adobe Acrobat Readerのダウンロード方法

    Adobe Acrobat Readerのダウンロード方法やインストール方法は以下の記事でご紹介しています。

    アンインストール方法についてもご説明しています。

    Adobe Acrobat Readerをダウンロード・インストールする方法

    Adobe Acrobat Readerの使い方

    問題は解決できましたか?

    記事を読んでも問題が解決できなかった場合は、無料でAIに質問することができます。回答の精度は高めなので試してみましょう。

    質問例1
    PDFを結合する方法を教えて
    質問例2
    iLovePDFでできることを教えて
    あなた

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