公開日：2023/11/22
更新日：2023/12/01

CubePDF Utilityとは？評価・安全性や使い方について

CubePDF Utilityは、株式会社キューブ・ソフトが開発・提供を行っている無料PDF変換ソフトです。

オフラインで使えるためファイルをアップロードする必要がなく情報漏洩のリスクを抑えることができます。また、無料ソフトですがPDFの結合や抽出などの機能を無制限で利用可能です。

機能や使い方などの基本的な情報だけでなく、安全性、対応言語、対応デバイスなどの詳細についてもご紹介しています。

CubePDF Utilityとは？

CubePDF Utilityは、無料で使えるPDF編集ソフトです。

Microsoftによるサポート期間中のWindowsであれば、OSのバージョンに関係なく正常に動作します。

また、CubePDF Utilityを含めてCubePDFシリーズのすべてのソフトはMacやLinuxでは使えません。

MacでPDFの変換ソフトを使用したい場合は、iLovePDF、もしくはPDFエレメントがおすすめです。

詳細情報

ソフト名: CubePDF Utility
開発会社名: 株式会社キューブ・ソフト（CubeSoft, Inc.）
所在地: 日本

公式でダウンロード

日本語: 〇
他言語: 英語ドイツ語

オフライン: 〇

Windowsソフト: 〇

Macソフト: ×

iPadアプリ: ×

iPhoneアプリ: ×

Androidアプリ: ×

オンライン: ×

Windowsブラウザ: ×

Macブラウザ: ×

iPadブラウザ: ×

iPhoneブラウザ: ×

Androidブラウザ: ×

Google Chrome拡張: ×

機能一覧

以下はCubePDF Utilityで使える機能の一例です。

機能	CubePDF Utility
結合	◯
抽出	◯
分割	◯
ページの一部削除	◯
並び替え	◯
回転	◯
写真や画像とPDFの結合	◯
パスワード設定	◯
印刷やコピー操作の禁止設定	◯
署名	×

無料ソフトではありますが、結合や抽出だけではなく、ページの一部削除や並び替えなどの様々な機能を利用できます。

CubePDF Utilityの画面はシンプルなつくりになっています。

並び替えは、ページのサムネイルをドラッグで入れ替えるだけなので直感的な操作で行うことができます。

さらに無料によくある使用回数制限などはなく、いつまでも無料で使うことができます。

価格（プラン）や有料版について

CubePDF Utilityは、個人利用に限りすべて無料で使うことができます。

無料版を使う上での機能制限などはありません。

また有料版もありますが、組織・法人のみが利用可能で年払い110,000 円（税込）で以下のようなサポートが受けられます。機能は無料版も有料版も変わりません。

広告なし
トラブルなどに対するメールサポート
インストール台数の制限なし

他社の平均的なビジネスプランと比較すると下記のようになります。

	CubePDF Utility	A社
年払いでの料金（税込）	110,000円	28,564円
ライセンス	制限なし（同一組織内に限り何台でも可能）	PC1台ごと
機能	PDFの結合、抽出、サポートなど	PDF編集、サポートなど

ライセンスとは簡単にいうと「ソフトを利用できる権利」を指します。

通常はA社のように「PC1台につき1ライセンス」が一般的ですが、CubePDF Utilityは同一組織内であれば制限なしで何台でもインストール可能です。

また、グループ企業など複数の組織で利用する場合は、別途2ライセンス分ですべての関連企業が利用できるプランなどもあるようです。

大きな企業であればあるほど、リーズナブルに使えるようになっています。

無料ではできないこと

無料版では広告なしのインストーラーをダウンロードすることはできません。

CubePDF Utilityを利用する場合はインストールの段階で「CubeWidget」や「E START アプリ」という情報配信アプリを一緒にダウンロードする必要があります（2023年11月現在）。

ただしダウンロードは必須ではなく、インストールの段階でダウンロードするかどうかを選択できます。

また無料版ではトラブルなどに対するメールサポートを受けることはできません。

評価・レビュー

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安全性

CubePDF Utilityの安全性を判断する場合の参考となる項目をまとめました。

日本の会社が運営している
オフラインで利用できる
抱き合わせのフリーソフトをインストールするか選択できる

PDFの変換サイトやソフトは海外製のものも多いですが、CubePDF Utilityは大阪にある株式会社キューブ・ソフトより開発・提供されています。

また、CubePDF Utilityはオンラインで使用するソフトではないため、ファイルをアップロードする必要がなく情報漏洩などのリスクを抑えることができます。

また、CubePDF Utilityをインストールすると「CubeWidget」などの情報配信アプリが抱き合わせソフト（バンドルウェア）として一緒にダウンロードされます。

悪質なフリーソフトの場合は必要のない抱き合わせソフトを自動的にインストールされてしまいますが、CubePDF Utilityの場合、インストールするかどうかを選択できます。

公式サイトにも抱き合わせソフトの方針について、バンドルウェアの方針のページに丁寧に記載されています。

悪質なソフトなどをインストールさせる意図は無いことが読み取れるため、抱き合わせソフトをインストールしたことによるウイルスへの感染などの可能性は低いです。

CubePDF Utilityのダウンロード方法

CubePDF Utilityのダウンロードやインストールの方法については、以下の記事でご紹介しています。

アンインストール方法についてもご説明していますので、参考にしてください。

CubePDF Utilityをダウンロード・インストールする方法