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PDF保存を禁止するフリーソフト3選

機密性の高いPDFファイルを扱う場合、パスワード保護設定でファイルを保護する必要があります。

ファイルの閲覧時にパスワード要求をする設定をし、PDFファイル全体の保護する方法ををご説明します。

いずれもアカウント登録などが不要で、無料でパスワード保護機能を利用できるフリーソフトをご紹介しています。

PDF24 Creatorの基本情報

PDF24 Creator

PDF24 Creator

評価: 3.5 (13)
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  • 2024/4/25
    いろいろな機能が使えて便利です

日本語: 〇
オンライン(インストール不要): 〇
オフライン(インストール型): 〇

PDF24 CreatorでPDF保存を禁止する方法

PDF24 CreatorでPDF保存を禁止する方法をご紹介します。

オンライン版とデスクトップ版、Chrome拡張機能版がありますが、有料版はなくすべて完全に無料で利用できます。

無料で利用する際の制限もありません。また、PDFのフラット化やオーバーレイなどの高度な操作が利用できるツールも無料で使えます。

今回はWindows 11を使って、PDF24 Creatorのデスクトップ版でPDF保存を禁止する方法をご紹介します。

PDFを保護するを選択する

PDF24 Creatorを起動します。

「PDF を保護する」を選択します。

ファイルを選択するボタンを押す

「ファイルを選択する」ボタンを押します。

開くボタンを押す

「開く」ダイアログボックスが表示されます。

保護したいPDFファイル(例:硝子窓)を選択し、②「開く」ボタンを押します。

PDFを保護するボタンを押す

「PDFを開くためのパスワード」の入力フォームに任意のパスワードを入力します。

「設定」ボタンを押すと、入力フォーム下部に保護する設定項目が表示されます。デフォルトではすべてにチェックが入っているので、保護が不要な項目があればチェックを外しましょう。

③「PDF を保護する」ボタンを押します。

保存ボタンを押す

「あなたのジョブは処理されました」と表示されたら、「保存」ボタンを押して変換後のPDFファイルを保存します。

保存ボタンを押す

「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。

①任意の格納場所(例:ダウンロード)を選択し、②任意のファイル名(例:硝子窓_保護)を入力します。

「保存」ボタンを押します。

保存したPDFファイルを開く

保存したPDFファイル(例:硝子窓_保護)を開き、保護されているか確認しましょう。

PDFがパスワード保護された

上記の画像はChromeでPDFを開いたものです。

閲覧前にパスワード入力のポップアップが表示され、PDFファイルが保護されていることが確認できました。

DeftPDFの基本情報

DeftPDF

DeftPDF

評価: 2.8 (4)
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  • 2024/1/23
    it's so good

日本語: 〇
オンライン(インストール不要): 〇
オフライン(インストール型): 〇

DeftPDFでPDF保存を禁止する方法

DeftPDFでPDF保存を禁止する方法をご紹介します。

オンラインで40以上の機能を無料で使用でき、PDFの翻訳やチームでの編集など、役立つ機能が豊富に用意されています。

オンライン版のほかiOSとAndroid版もあるため、スマホからでも簡単にPDFを編集できます。

今回はWindows 11を使って、DeftPDFのオンライン版でPDF保存を禁止する方法をご紹介します。

DeftPDFのオンライン版にアクセスする

DeftPDFのオンライン版「オンラインPDFの暗号化と保護」にアクセスします。

「SELECT PDF FILES」横の矢印ボタンを押します。

②保護したいPDFファイルが格納されている場所(例:ローカル環境の場合は「File Upload」)を選択します。

なお、フォルダごと保護したい場合は「Folder Upload」、クラウドストレージにPDFファイルがある場合は「Google Drive」や「Dropbox」を選択しましょう。

開くボタンを押す

「開く」ダイアログボックスが表示されます。

保護したいPDFファイル(例:硝子窓)を選択し、②「開く」ボタンを押します。

守るボタンを押す

①「パスワード」入力フォームに任意のパスワード(例:password)を入力します。

「Select Options」を選択し、閲覧時のパスワード要求のほかに追加したい項目があればチェックをいれます。

③任意の暗号化の強度(例:「中:(RC4v2 128 bits)」)を選択し、④「守る」ボタンを押します。

「AES」は広く採用されており、そのブロック暗号構造と128または256ビット数のキーの長さにより、より安全であると考えられています。

bit数が大きいほど暗号化強度が高く、AES256はAESの中でも一番強度が高い暗号化方式になります。

「RC4」は高速ですが既知の脆弱性があり、安全な通信には推奨されないといわれています。

DOWNLOAD FILEボタンが表示されたら変換が完了された

画面右側に「DOWNLOAD FILE」ボタンが表示されたら変換が完了したことになります。

変換後は自動で保存される

変換後はデバイスの「ダウンロード」フォルダに自動で保存されます。

なお、元のファイル名の頭に「encrypt-pdf_」が付け加えられます。

①画面右上の「ダウンロード」ボタンを押し、変換後のPDFファイル(例:encrypt-pdf_硝子窓)を選択します。

パスワード保護することができた

ブラウザの新しいタブに変換後のPDFファイルが開きます。

閲覧前にパスワード入力のポップアップが表示され、PDFファイルが保護されていることが確認できました。

CubePDF Utilityの基本情報

CubePDF Utility

CubePDF Utility

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    日本語: 〇
    オンライン(インストール不要): ×
    オフライン(インストール型): 〇

    CubePDF UtilityでPDF保存を禁止する方法

    CubePDF UtilityでPDF保存を禁止する方法をご紹介します。

    オフラインで使えるためファイルをアップロードする必要がなく情報漏洩のリスクを抑えることができます。

    また、無料ソフトですがPDFの結合や抽出、パスワード保護などの機能を無制限で利用可能です。

    今回はWindows 11を使って、CubePDF Utilityのデスクトップ版でPDF保存を禁止する方法をご紹介します。

    CubePDF Utilityを起動する

    CubePDF Utilityを起動します。

    画面左上の「開く」を選択します。

    ファイルを開く

    「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示されます。

    ①保護したいPDFファイル(例:硝子窓)を選択し、②「開く」ボタンを押します。

    セキュリティを選択する

    画面右上の「セキュリティ」を選択します。

    パスワードを入力する

    「セキュリティ」ダイアログボックスが表示されます。

    「PDF ファイルをパスワードで保護する」にチェックを入れ、「管理用パスワード」と「パスワード確認」に任意のパスワード(同一)を入力します。

    「PDF ファイルを開く時にパスワードを要求する」にチェックを入れ、「閲覧用パスワード」と「パスワード確認」に任意のパスワード(同一)を入力します。

    デフォルトでは「操作」項目のすべてにチェックが入っているので、保護が不要な項目があればチェックを外しましょう。

    「OK」ボタンを押します。

    名前を付けて保存する

    「保存」の下矢印、「名前を付けて保存」の順に選択し、保護設定したPDFファイルを保存します。

    保存ボタンを押す

    「名前を付けて保存する」ダイアログボックスが表示されます。

    ①任意の格納場所(例:ダウンロード)を選択し、②任意のファイル名(例:硝子窓_保護)を入力します。

    「保存」ボタンを押します。

    閉じるを選択する

    「閉じる」を選択してファイルを閉じます。

    保存したPDFファイルを開く

    保存したPDFファイル(例:硝子窓_保護)を選択して開き、保護されているか確認しましょう。

    パスワード保護することができた

    上記の画像はChromeでPDFを開いたものです。

    閲覧前にパスワード入力のポップアップが表示され、PDFファイルが保護されていることが確認できました。