PDF2Goとは？評価・安全性や使い方について

PDF2GoはドイツのQaamGo社が開発・提供しているPDF変換サービスです。QaamGO社は、PDFやビデオ/画像編集のためのソフトウェア開発を行っており、世界中で2,000万人以上のユーザーから利用されています。

オンライン版とデスクトップ版、Chrome拡張機能版があり、それぞれで結合や分割などPDFの編集操作ができます。

有料版がありますが、オンライン版であれば無料ですべての機能を利用可能です。

PDF2Goとは？

PDF2Goは、QaamGo社が開発・提供しているPDF変換サービスです。

PDF2Goには以下の種類があります。

• オンライン版
• デスクトップ版
• Chrome拡張機能版

デスクトップ版は無料の場合使える機能に制限があります。すべての機能を使いたい場合はオンライン版もしくは有料版がおすすめです。

また、デスクトップ版はWindowsでのみインストールできます。macOSでPDF編集がしたい場合は、iLovePDFがおすすめです。

詳細情報

ソフト名: PDF2Go
開発会社名: QaamGo
所在地: ドイツ

公式でダウンロード

日本語: ×
他言語: インドネシア語、スペイン語、英語、ポルトガル語、フランス語、ロシア語、ヒンディー語、ベトナム語、中国語、イタリア語、ドイツ語、アラビア語

オフライン: 〇

Windowsソフト: 〇

Macソフト: ×

iPadアプリ: ×

iPhoneアプリ: ×

Androidアプリ: ×

オンライン: 〇

Windowsブラウザ: 〇

Macブラウザ: 〇

iPadブラウザ: 〇

iPhoneブラウザ: 〇

Androidブラウザ: 〇

Google Chrome拡張: 〇

機能一覧

以下は、PDF2Goで利用できる主な機能をまとめた表です。

オンライン版のPDF2Goでは、結合や並び替え、変換などのさまざまな機能を利用可能です。

変換については、PDFから以下のファイル形式に変換できます。

• Officeファイル（Word、Excel、PowerPoint）
• JPG
• テキスト

また、以下のファイル形式からPDFに変換可能です。

• Officeファイル（Word、Excel、PowerPoint）
• JPG
• テキスト
• PDF/A
• DJVU
• EPUB

オンライン版であれば無料ですべての機能を使えますが、デスクトップ版は無料の場合使える機能に制限があります。

価格（プラン）や有料版について

PDF2Goのプランには無料版と有料版があり、以下の種類に分かれています。

• Basic（無料版）
• Professional（有料版）
• Teams（有料版・提供日未定）
• Enterprise（有料版）

Teams以外のプランは2023年11月現在すでにリリースされています。Enterpriseは、企業のみが申し込み可能で個人では利用できません。

Professional（有料版）は、学生や教育機関は無料で利用できます。

以下の表は、個人で利用できるBasic（無料版）とProfessional（有料版）のプランの違いをまとめた表です。

タイムアウトまでの時間とは、処理に時間がかかってしまった場合に操作がキャンセルになるまでの時間です。

また、デスクトップ版を無料で使う場合は以下の機能しか利用できません。

• PDFビューアー
• WordからPDFへの変換
• PDFからWord、Excel、PDF/A、画像への変換
• パスワードの追加

また、企業のみが申し込めるEnterpriseプランは、利用する規模などに合わせて料金をカスタムできます。また、一度に処理できるファイルサイズに制限がないなど一番便利に利用できます。

サポートの応答時間もBasicプランが7日なのに対し、Enterpriseプランは4時間で対応可能と記載されています。

無料ではできないこと

無料版の利用には以下の制限があります。

• 1回あたりの最大ファイルサイズは100MBまで（圧縮のみ500MB）
• 1回あたりの最大ファイル数は30個まで
• サポートの回答までの7日程度かかる
• 広告なしの利用不可

無料版では1回あたりの最大ファイルサイズやファイル数に制限があります。

また、タスクの優先度も無料版は一番低く設定されているため、アクセスが多い場合は変換処理に時間がかかる可能性があります。

ただし、試しに400KBと2MBのPDFファイルを結合してみたところかかった時間は10秒程度だったので、処理が長時間になる可能性は低いです。

評価・レビュー

安全性

PDF2Goのプライバシーポリシーには、セキュリティに関して以下のような主旨の項目が記載されています。

• 生成したファイルへのアクセスは24時間後にできなくなる
• 操作から72時間後にはファイルは削除される
• DSGVO（EU一般データ保護規則）を遵守している

オンライン版は変換したいファイルをアップロードする必要があるためセキュリティ面が不安ですが、ファイルは操作から24時間後にはアクセスできなくなります。

さらに72時間後にファイルは完全に削除されると明記してあるため、PDFの内容が外部に漏れてしまう危険性は低いです。

また、DSGVOとはGDPRのドイツ語版です。

GDPRとは「EU一般データ保護規則」の略で、個人情報の取扱いについて違反した場合の制裁金など厳格なルールが定められている規則になります。

またPDF2Goを運営しているQaamGoの公式サイトには、クライアントとしてSAMSUNGやDELLなどの企業名があげられています。

運営会社自体に信頼があるため、PDF2Goについても安心して利用できます。

拡張機能

PDF2Goは、Chrome拡張機能でも使用可能です。

Chrome拡張機能版のPDF2Godでは、以下の機能が使えます。

• 圧縮
• 変換（Officeファイルやテキスト形式）

編集や結合などのツールについては、拡張機能からリンクで公式サイトに移動することで利用できます。

Chrome拡張機能の実際のメニュー画面です。

「Choose File」というボタンを押すと、デバイス内から変換したいファイルやPDFをアップロードできます。

PDF2Goのダウンロード方法

PDF2Goのダウンロード方法やインストール方法は以下の記事でご紹介しています。

アンインストール方法についてもご説明しています。

PDF2Goをダウンロード・インストールする方法

PDF2Goの使い方

• Goolge Chrome拡張機能でPDFを結合する無料ソフト3選
• WordをPDFで結合するフリーソフト3選
• ワードとエクセルをPDFにまとめる無料ソフト3選