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LightPDFとは?評価・安全性や使い方について
LightPDFは、変換や編集などさまざまな機能が利用できるPDF変換ツールです。香港の会社である「Wangxu Technology Co.,Ltd.」が運営しています。
AIドキュメント分析ツールで、読み込ませた文書を分析し要約したり、チャットボットで質問への回答を得ることができます。
また、アップロードやスキャンした文書やウェブページからテキストを迅速に抽出でき、AIからの回答をマークダウンやテーブル形式で表示することもできます。
LightPDFとは?
LightPDFは、一部無料で利用できる有料のPDF変換ソフトです。
以下の種類があります。
- オンライン版
- デスクトップ版
- アプリ版
- Chrome拡張機能版
Windowsだけではなく、MacやiPhone、AndroidなどのOSやデバイスから利用可能です。
無料版でも変換したファイルをダウンロードするにはアカウント作成が必要になります。
詳細情報
ソフト名: LightPDF
開発会社名: Wangxu Technology Co.,Ltd.
所在地: 香港
日本語: 〇
他言語: 英語、フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、オランダ語、スペイン語、フィンランド語、ノルウェー語、デンマーク語、ポーランド語、中国語、ハンガリー語、チェコ語、ギリシャ語
オフライン: 〇
Windowsソフト: 〇
Macソフト: 〇
iPadアプリ: 〇
iPhoneアプリ: 〇
Androidアプリ: 〇
オンライン: 〇
Windowsブラウザ: 〇
Macブラウザ: 〇
iPadブラウザ: 〇
iPhoneブラウザ: 〇
Androidブラウザ: 〇
Google Chrome拡張: 〇
機能一覧
以下は、LightPDFの主な機能をまとめた表です。
機能 | LightPDF |
---|---|
結合 | 〇 |
回転 | 〇 |
ページの一部削除 | × |
透かし | 〇 |
圧縮/変換 | 〇 |
並び替え/分割 | 〇 |
抽出 | 〇 |
OCR | 〇 |
パスワード設定 | 〇 |
AIチャットツール | 〇 |
デスクトップ版とオンライン版、使用できる機能は共通で、結合/圧縮/変換などPDFの操作として必要なさまざまな機能が利用可能です。
また、AIチャットボットで、PDFの要約や分析、データの抽出が行えます。
さらに、文書を読み取ってデジタルの文字に置き換えるOCR機能もあるため、簡単に手書きなどの文書をデジタル化することができます。
LightPDFのアプリには、iOS版とAndroid版があります。
機能はデスクトップ版とほとんど同じですが、カメラで撮影した資料の画像から直接PDFを作成できる機能はアプリ版のみで使えます。
価格(プラン)や有料版について
LightPDFには、無料版と有料版があります。
有料版には個人用の「LightPDF VIP」というプランと、複数ユーザー版のプランがあります。
複数ユーザー版のプランの料金は人数などに合わせて料金がカスタムされ、使用できる機能は「LightPDF VIP」と同様です。
以下の表は、無料版と有料版(LightPDF VIP)の機能などの比較です。
機能 | 無料版 | 有料版(LightPDF VIP) |
---|---|---|
料金 | 無料 | ・3,390円(月額) ・6,690円(年額) ・14,980円(3年間) |
結合/変換 | 〇 | 〇 |
バッチ処理 | × | 〇 |
ファイルサイズ制限 | 5MB | 無制限 |
機能制限 | 1回/日 | 無制限 |
文書解析AI(GPT-3.5) | 質問数:8 | 無制限 |
アプリケーション | ・オンライン版 ・アプリ版 | ・オンライン版 ・デスクトップ版 ・アプリ版 |
無料版でも変換したファイルをダウンロードするには無料のアカウント作成(またはGoogleアカウントでのログイン)が必要になります。
有料版(LightPDF VIP)の機能には、以下のようなものがあります。
- 文書解析AIでGPT-4の使用(質問数20まで/月)
- 無制限のオンラインクラウドが使用可能
- 優先的なオンラインサポート
購入後7日(月間ライセンスの場合は3日)以内に解約すれば返金対応可能です。
無料ではできないこと
基本的に無料のオンライン版やアプリ版は、有料版の「お試し」のような位置づけのため1日1回までであれば有料版の機能を利用できます。
「1日に1回」なので、例えば1度「PDFを結合」ツールを使ったら次の日までどの機能も利用できなくなり、上記のポップアップが表示されます。
そのほか、LightPDFの無料版では以下のようなことができません。
- 文書解析AIでウェブページの要約
- クラウドから直接印刷やダウンロード
- 文書解析AIのGPT-4使用
アプリの無料版/有料版も使用できる機能はデスクトップ版と同様です。
評価・レビュー
安全性
LightPDF公式サイトのプライバシーポリシーには、以下のような内容が記載されています。
- 情報を安全に保持するために技術的、組織的措置を行っている
- EU一般データ保護規則(GDPR)を遵守する
違反すると多額の制裁金が課されるなど厳格なルールが設定されている「GDPR」に対応していると明記されているため、安全性に関しては信頼できます。
また、よくある質問には以下の記載があります。
- アップロードされたファイルは暗号化済みのクラウドストレージに保存され、第三者と共有することはない
- データの完全な所有権と制御権はユーザーにあり、いつでも任意のファイルを完全に削除できる
LightPDFのデスクトップ版であれば、デバイス内で処理が完結するため外部に情報漏洩する可能性が最小限に抑えられます。
セキュリティについてご不安な方は、LightPDFのデスクトップ版や有料版の使用を検討しましょう。
アプリ版
LightPDFには、iOS版とAndroid版のアプリがあります。
以下のような機能が使用可能です。
- 撮影した資料の写真からPDFを作る
- 結合
- PDFの編集
- OCR
- 圧縮
- 変換
- AI文書チャット
iOS
iOS版のアプリはApp Storeからダウンロードできます。
iPhoneでのみ利用可能です。
Android
Android版のアプリはGoogle Playからダウンロードできます。
拡張機能
LightPDFは、Chrome拡張機能でも使用可能です。
以下の機能が使えます。
- 変換
- 文書解析AI
- OCR
拡張機能のボタンから、直接LightPDFの公式サイトに移動してツールを使用します。
そのため、無料では1日1回までしか使用できません。
LightPDFの拡張機能を開くと、利用可能なツールが表示されます。
任意のツール項目を押すと、公式サイトに移動できるので拡張機能に表示されていないツールも利用できます。
有料版をお使いの方や、圧縮や変換などのツールを主に使う方であれば、効率よく各ツールのページにアクセスできるため便利です。
LightPDFのダウンロード方法
LightPDFデスクトップ版のダウンロード方法やインストール方法は以下の記事でご紹介しています。
アンインストール方法についてもご説明しています。
LightPDFの使い方
- オンラインで利用できるPDFのOCRフリーソフト3選
- PDFで文字を全文検索できるようにするフリーソフト3選
- PDFに透明テキストを埋め込むフリーソフト3選
- インストール不要でPDFを画像に変換するフリーソフト3選
- PDFをアウトライン化する無料ソフト3選
- PDFの透かし(ウォーターマーク)を削除する無料ソフト3選
- MacでPDFを分割するフリーソフト3選
- iPadでPDFを圧縮する無料ソフト3選
- PDFをPNGに変換するフリーソフト3選
- WindowsでPDFを軽くする無料ソフト3選
- オンラインでPDFの傾きを補正する無料ソフト3選
- PDFを高圧縮する無料ソフト3選
- PDFのページ番号を印刷する無料ソフト3選
- PDFを逆順に並び替えるフリーソフト3選
- PDFのファイル名を印刷する無料ソフト3選
- 別ファイルのPDFを両面印刷する無料ソフト3選
- PDFを一括印刷するフリーソフト3選
- PDFの結合時にサイズを統一する無料ソフト3選
- A4のPDFを2枚結合してA3にするフリーソフト3選
- PDFの4枚を1枚にまとめる無料ソフト3選
- PDFを見開き(2ページを1ページに)保存する無料ソフト3選
- MacでPDFを結合するフリーソフト3選
問題は解決できましたか?
記事を読んでも問題が解決できなかった場合は、無料でAIに質問することができます。回答の精度は高めなので試してみましょう。
- 質問例1
- PDFを結合する方法を教えて
- 質問例2
- iLovePDFでできることを教えて
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