PDFファイルを管理（整理）するフリーソフト

保存されているPDFの量が多くなればなるほど、データの把握や管理（整理）が困難となり、端末ストレージも圧迫されてしまいます。

そんな時に役立つのが、インターネット上にデータをアップロードして利用するクラウドストレージというものです。クラウドストレージは、オンライン環境であれば端末ストレージを使用ことなく、いつでもどこでもデータを管理できる非常に便利な機能です。

以下では、独自のクラウドストレージを無料提供しているソフトをご紹介していますので、PDFの管理（整理）にぜひ活用してください。

PDFelementの基本情報

PDFelement

評価: 4.0 (1)

日本語: 〇
オンライン（インストール不要）: ×
オフライン（インストール型）: 〇

PDFelementを使って、PDFファイルをクラウド上で管理（整理）する方法をご紹介します。

PDF編集ソフトであるPDFelementでは、アカウントを作成することで「Wondershare Document Cloud」という独自のクラウドストレージを1GBまで無料で利用することができます。

このWondershare Document Cloudを活用すると、クラウド上でPDFのファイル名の変更やコピーなどが行えるため、端末ストレージを圧迫することなく、PDFを管理できます。

以下ではWindows 11を使って、PDFファイルをクラウド上で管理（整理）する方法をご紹介します。また今回は例として、クラウド上でPDFのファイル名を変更します。

PDFelementを起動します。

画面左上の「PDFを開く」ボタンを押します。

「開く」ダイアログボックスが表示されました。

①クラウド上で管理したいPDF（例：PDFサンプル）を選択し、②「開く」ボタンを押します。

選択したPDFが表示されました。

画面右上の「Document Cloudにアップロード」ボタンを押します。

「Wondershare Document Cloud」ダイアログボックスが表示されました。

①自動入力されているファイル名（例：PDFサンプル）を確認し、②「アップロード」ボタンを押します。

PDFがクラウド上にアップロードされました。次に、正しくアップロードできているか確認します。

画面左上の「スタートページ」ボタンを押します。

PDFelementのスタートページに戻りました。

画面左下の「クラウドドライブ」を選択します。

既定のブラウザが自動で開き、「Wondershare Document Cloud」が表示されました。

「ドキュメント」を選択し、「アップロード済み」の一覧の中に先ほどのPDFが表示されていれば、正しくアップロードされています。

次に、PDFのファイル名を変更します。

①PDFの右端にある「…」ボタンを押し、②「名前の変更」を選択します。

同様に「…」ボタンから、PDFのコピーや移動などの操作も行えます。

「名前を変更」ダイアログボックスが表示されました。

①ファイル名（例：PDFelementでファイルを管理する）を入力し直し、②「保存」ボタンを押します。

PDFのファイル名が入力し直したものに変更されました。

反映されない場合には、画面左上の「更新」ボタンを押すなどしてページを読み込み直しましょう。

クラウド上でPDFのファイル名を変更することができました。

記事を読んでも問題が解決できなかった場合は、無料でAIに質問することができます。回答の精度は高めなので試してみましょう。