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MacでPDFフォームを入力可能にする方法

MacでPDFフォームを入力可能にする方法をご紹介します。

Adobe Acrobat DCを使用する

MacではPDFの閲覧や注釈付けは可能ですが、直接入力できるフォームフィールドを作成することはできません。

今回はAdobe Acrobatを使って、PDFにフォームを作成する方法をご紹介します。

Adobe Acrobatは、PDFをさまざまな形式に変換できるツールです。有料のサブスクリプション登録が必要になりますが、7日間の無料体験が利用できます。

Adobe Acrobat DCをダウンロードしてインストールする

Adobe Acrobatをお持ちでない場合は、AdobeのウェブサイトからAdobe Acrobatの無料版をダウンロードしてMacにインストールします。

Adobe Acrobatについて

フォーム編集モードに切り替える

PDFファイルを右クリックして、「このアプリケーションで開く」から「Adobe Acrobat」を選択します。

Adobeで開く

Adobe AcrobatでPDFファイルが開きました。

「フォームを準備」を選択します。

フォームを準備を選択する

ファイルを選択して、「フォームを作成」ボタンを押します。

フォームを作成ボタンを押す

自動的にフォームが作成されました。

Adobe Acrobatでは自動的にPDFファイルを分析し、フォームフィールドを追加します。

また、手動でフォームフィールドを追加、編集、または削除することもできます。

フォームが作成できた

フォームフィールドを追加する

ツールバーの「テキストフィールド」「チェックボックス」「ラジオボタン」などのフォームフィールドツールを使用して、PDFにフィールドを追加できます。

試しに「画像フィールド」を選択します。

画像フィールドを追加する

画像を追加できるようにしたい箇所をドラッグすると、画像フィールドを配置できます。他のフィールドを追加する場合も同様の操作で行います。

画像フィールドを追加できた

フォームフィールドを編集する

フォームを編集したい場合は、画面右側で各フォームフィールドを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

プロパティを選択する

「プロパティ」ダイアログボックスが表示されます。

プロパティではフォームフィールドの名前、色、配置などを変更可能です。

例えば「オプション」タブではフォームに入力できる最大文字数を設定できます。

最大文字数などを設定できる

入力可能なPDFを保存する

フォームが完成したら、「保存」ボタンを押します。

保存する

保存するフォルダを選択します。

今回は「マイコンピューター」内の「デスクトップ」を選択しました。

保存場所を選択する

「保存」ボタンを押すと、保存が完了します。

保存ボタンを押す

保存したファイルを開いてフィールドをクリックすると、入力できることが確認できます。

フォームが作成できた

代替ソフトウェア

Sejeda

Sejedaは無料で利用できるPDFツールです。オンライン版とデスクトップ版があります。

フォームを作成する機能はオンライン版とデスクトップ版、どちらでも利用可能です。

「Create Fillable PDF Online」ツールにアクセスして、PDFファイルをアップロードするとフォームを作成できます。

Sejdaについて

さいごに

入力可能なPDFフォームを作成することで、直接PDFへ文字を入力することが可能になるため、わざわざPDFを印刷したり手書きしたりする必要がなくなります。