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Macで画面録画(動画キャプチャ)をする方法
画面録画(動画キャプチャ)は解説動画やチュートリアル動画を作成する場合や、プレゼンテーション用の動画を撮影する場合などによく使われる機能です。
この記事では、Macで画面録画(動画キャプチャ)をする方法についてご紹介します。
画面録画と音声を収録する方法についてもご紹介していますので参考にしてみて下さい。
MacBookで画面録画をする方法
MacBookで画面録画をする方法をご紹介します。
command + shift + 5を押します。
スクリーンショットのためのツールバーが表示されます。選択部分を収録を選択します。「選択部分を収録」の左隣のアイコンを押すと「画面全体を収録」になります。
①録画したい画面の範囲をドラッグで選択し、②収録ボタンを押すと録画が開始されます。
録画が終了したらTouch Barの停止ボタンを押します。command + control + escを押すか、画面上の停止ボタンを押すことでも録画を停止できます。
録画ファイルが保存されます。デフォルトではデスクトップに保存されるので、録画ファイルのアイコンをダブルクリックして開きます。
録画ファイルが開くので、再生ボタンを押して正しく録画できているか確認しましょう。
iMacで画面録画する方法
iMacで画面録画を行う場合も、MacBookと同じ手順で録画することができます。
iMacで画面録画を行いたい場合は、上記「MacBookで画面録画をする方法」セクションを参考にしてみてください。
Macで画面録画を2時間行った場合の容量は?
上の画像は2時間画面録画を行ったファイルの詳細画面です。
MacBookで画面録画(音声は無し)を行った場合の容量は約6GBでした。
音声の録音があるか、録画中の画面がどれくらい動くか等によっても録画ファイルの容量は変わってきます。画面の大きさが大きくなればなるほど容量も大きくなります。
MacBookで画面録画と音声を収録する方法
MacBookで画面録画と音声を収録する方法について、音声を外部録音をする方法と内部録音する方法の二通りをご紹介します。
画面録画と外部録音をする方法
外部録音をすると、画面を動かしながら自分の話す声等を録音することが出来ます。
画面録画と外部録音をする方法は以下の通りです。
command + shift + 5を押します。
スクリーンショットのツールバーが表示されます。
①オプション、②内蔵マイクの順に選択します。
今回は画面全体の収録を行います。
①画面全体を収録を選択して、②収録ボタンを押します。
画面録画と外部音声の録音が開始されます。
録画と録音が終わったら、Touch Barの停止ボタンを押します。
command + control + escを押すか、画面上の停止ボタンを押すことでも録画と録音を停止できます。
録画ファイルが保存されます。
デフォルトではデスクトップに保存されるので、録画ファイルのアイコンをダブルクリックして開きます。
録画ファイルが開くので、再生ボタンを押して正しく画面録画と外部録音ができているか確認しましょう。
画面録画と内部録音をする方法
内部録音はMacの標準機能のみでは行うことができないため、仮想オーディオドライバをインストールする必要があります。
今回は「BlackHole」というドライバを使って画面録画と内部録音を行う方法をご紹介します。
BlackHoleはM1チップ(Apple シリコン)搭載のMacBookやiMacにも対応している仮想オーディオドライバですので、M1チップ搭載のMacをお使いの方も参考にしてみて下さい。
BlackHoleにアクセスします。
①メールアドレス、②名字、③名前の順に入力し、④Subscribe for Free Mac Downloadボタンを押します。
登録したメールアドレスにダウンロードURLが送られてきます。
URLをクリックして開きます。
ダウンロードページが開きます。
任意のバージョン(例:BlackHole 16ch v0.2.10)のダウンロードボタンを押します。
3つともダウンロードすることも可能です。
①画面左下の「BlackHole 16ch v0.2.10.pkg」、②Finder で表示の順に選択します。
ダウンロードダイアログボックスが表示されます。
「BlackHole 16ch v0.2.10.pkg」をダブルクリックして開きます。
BlackHole: Virtual Audio Driver 16ch v0.2.10のインストールダイアログボックスが表示されます。
続けるボタンを押します。
使用許諾契約の確認画面が表示されます。
確認したら続けるボタンを押します。
「このソフトウェアのインストールを続けるには、ソフトウェア使用許諾契約の条件に同意する必要があります。」というメッセージが表示されます。
同意するボタンを押します。
インストールボタンを押します。
インストールが完了しました。というメッセージが表示されたら、閉じるボタンを押します。
これで、BlackHoleのインストールが完了しました。
次に、MacでBlackHoleを使用するための設定を行います。
Finderを選択します。
Finderダイアログボックスが表示されます。
①アプリケーション、②ユーティリティの順に選択します。
ユーティリティダイアログボックスが表示されます。
Audio MIDI 設定を選択します。
オーディオ装置ダイアログボックスが表示されます。
①画面左下の+ボタンを押して、②複数出力装置を作成を選択します。
複数出力装置が新規作成されます。
①既存のスピーカー(例:Speaker Audio Recorder)、②BlackHole(例:BlackHole 16ch)の順にチェックマークを入れます。
この時必ず画面右側のオーディオ装置のリストの最後に「BlackHole」が表示されている必要があります。
オーディオ装置は、チェックマークを入れた順番に自動的に並び替えられます。
既存のスピーカーや内蔵出力等がリストの最後に表示されていると内部録音等が正常にできなくなるため、「BlackHole」は必ず最後にチェックマークを入れましょう。
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
サウンドを選択します。
サウンドダイアログボックスが表示されます。
①出力、②先ほど作成した「複数出力装置」の順に選択します。
これで内部録音のためのBlackHoleの設定は完了です。
command + shift + 5を押します。
スクリーンショットのツールバーが表示されます。
①オプション、②BlackHole(例:BlackHole 16ch)の順に選択します。
今回は画面全体の収録と内部録音を行います。
①画面全体を収録を選択して、②収録ボタンを押します。
画面録画と内部音声の録音が開始されます。
録画と録音が終わったら、Touch Barの停止ボタンを押します。
command + control + escを押すか、画面上の停止ボタンを押すことでも録画と録音を停止できます。
録画したファイルを確認するためには、出力を内蔵スピーカーに戻しておかないと音声を聞くことが出来ません。
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
サウンドを選択します。
サウンドダイアログボックスが表示されます。
①出力、②内蔵スピーカーの順に選択します。
ヘッドフォン等をMacに挿入している場合は、内蔵スピーカーの項目に「ヘッドフォン」と表示してあるためそちらを選択します。
録画ファイルを確認します。
デフォルトではデスクトップに保存されるので、録画ファイルのアイコンをダブルクリックして開きます。
録画ファイルが開くので、再生ボタンを押して正しく録画と録音ができているか確認しましょう。
iMacで画面録画と音声を収録する方法
iMacで画面録画と音声を収録する場合もMacBookと同じ方法で行うことが出来ます。
上記「画面録画と外部録音をする方法」セクションと「画面録画と内部録音をする方法」セクションを参考にしてみて下さい。
また、上記セクションでご紹介しているBlackHoleは、M1チップ(Apple シリコン)搭載のMacBookやiMacにも対応しています。参考にしてみて下さい。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4
- iMac (24-inch, M1, 2021) macOS 12.4
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