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Macの右クリックのショートカットキー
Macでは右クリックのためのショートカットキーはありませんが、設定を行えばキーボードを使って右クリックすることができます。
この記事では、ショートカットキーで右クリックを行うための設定方法についてご紹介しています。
ショートカットキー以外で右クリックを行う方法についてもご紹介していますので参考にしてみてください。
Macの右クリックのショートカットキー
右クリックをショートカットキーで行うための設定方法について、「代替ポインタアクション」を設定する方法と、「マウスキー」を有効にする方法をご紹介します。
代替ポインタアクションを設定する
Macにはキーボードにマウスの操作の一部を割り当てることができる「代替ポインタアクション」という設定があります。
代替ポインタアクションを設定することでF12キーを使っての右クリックが可能になります。
設定方法は以下の通りです。
![システム環境設定を選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click1.png)
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
![アクセシビリティを選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click2.png)
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
アクセシビリティを選択します。
![代替ポインタアクションを有効にするにチェックマークを入れる](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click4.png)
アクセシビリティダイアログボックスが表示されます。
①ポインタコントロール、②代替コントロール方法の順に選択して、③「代替ポインタアクションを有効にする」にチェックマークを入れます。
![パスワードを入力する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click3.png)
パスワードの入力画面が表示されます。
①Macのパスワードを入力し、②ロックを解除ボタンを押します。
これで「fn + F12」を押して右クリックすることができるようになりました。
![F12を押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click11.png)
試しにデスクトップで右クリックをしてみましょう。
ショートカットキーを使う場合は、マウスポインターを置いた場所で右クリックが行われます。今回は赤い矢印で示した部分にマウスポインターがあります。
fn + F12を押します。
![右クリックができる](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click12.png)
右クリックが行われて、メニューが表示されました。
別のキーを割り当てたい場合
上記「代替ポインタアクションを設定する」セクションでご紹介した設定を行った場合は、デフォルトでは「fn + F12」のキーを使っての右クリックになりますがキーを変更することも可能です。
方法の詳細は以下の通りです。
![オプションボタンを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click5.png)
まずは、上記「代替ポインタアクションを設定する」セクションの方法で代替ポインタアクションを設定しましょう。
設定ができたら、オプションボタンを押します。
![ダブルクリックする](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click6.png)
代替ポインタアクションに次のスイッチを使用ダイアログボックスが表示されます。
「右クリック」の項目をダブルクリックします。
![再割り当てボタンを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click7.png)
キーの設定画面が表示されます。今回はF1を設定してみます。
①名前に設定したいキーの名前(例:F1)を入力し、②再割り当てボタンを押します。
![キーを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click8.png)
スイッチを押してください、というメッセージが表示されます。
設定したいキー(例:F1)を押します。
![完了ボタンを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click9.png)
設定が出来た場合は「スイッチを押してください」の画面が消えます。
完了ボタンを押します。
![OKボタンを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click10.png)
代替ポインタアクションに次のスイッチを使用ダイアログボックスに戻ります。
OKボタンを押してキーの変更は完了です。
マウスキーを有効にする
マウスキーとは、マウスの操作をキーボードで行うための設定です。
マウスキーを有効にすることで、control + I(アイ)で右クリックができるようになります。
ただし、マウスキーを有効にするとキーボードを使って文字を入力することが出来なくなるためご注意ください。
![システム環境設定を選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click1.png)
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
![アクセシビリティを選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click2.png)
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
アクセシビリティを選択します。
![マウスキーを有効にするにチェックマークを入れる](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click13.png)
アクセシビリティダイアログボックスが表示されます。
①ポインタコントロール、②代替コントロール方法の順に選択して、③「マウスキーを有効にする」にチェックマークを入れます。
これで、control + I(アイ)を押すと右クリックができるようになります。
![F12を押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click11.png)
試しにデスクトップで右クリックをしてみましょう。
ショートカットキーを使う場合は、マウスポインターを置いた場所で右クリックが行われます。今回は赤い矢印で示した部分にマウスポインターがあります。
control + I(アイ)を押します。
![右クリックができる](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click12.png)
右クリックが行われて、メニューが表示されました。
右クリックができない場合
ショートカットキーはできるだけ使わずトラックパッドで右クリックがしたいといった方は以下の方法をお試しください。
トラックパッドで右クリックする
![二本指でタップする](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click16.png)
トラックパッドで右クリックを行う場合は、二本指でトラックパッドをタップします。
これで右クリックを行うことができます。
controlキーを使って右クリックする
controlキーを使って右クリックする方法は以下の通りです。
![F12を押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click11.png)
上の画像のように、右クリックを行いたい場所にマウスポインターを置いて、controlを押しながら左クリックをします。
![右クリックができる](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-shortcut-right-click12.png)
右クリックが行われて、メニューが表示されました。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4