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Mac Finderの使い方
FinderはmacOSのデフォルトのファイル管理システムであり、ファイル、フォルダ、アプリケーション、ディスク、ネットワークボリュームへのアクセスと整理を可能にします。
MacのFinderを使う方法は、基本的な機能と機能性を理解すれば簡単です。
ここでは、効果的に使用する方法を説明します。
Finderを開く
Finderを起動する
ドックにあるFinderアイコン(笑顔のイラストのようなアイコン)をクリックすると、Finderが起動します。
Finderが起動中にcommand (⌘) + Nを押すと、新しいFinderウィンドウを開くこともできます。
Finderメニュー
Finder起動中は、メニューバーにFinderメニューが表示されます。
「Finder」をクリックすると開きます。Finderの設定、ゴミ箱を空にする操作などが可能です。
ファイルとフォルダのナビゲート
サイドバー
Finderウィンドウのサイドバーは、アプリケーション、デスクトップ、ドキュメント、ダウンロード、接続されたドライブなど、よく使う場所への素早いアクセスを提供します。
表示オプション
Finderでは、アイコン、リスト、カラム、ギャラリー表示など、ファイルを表示するいくつかの方法があります。
これらの表示を切り替えるには、Finderウィンドウの上部にあるボタンを使用します。
試しに右から2つ目のボタンを押すと、ファイルがカラム表示されました。
フォルダへ移動
「フォルダへ移動」機能を使うと、パスを入力することで任意のフォルダに素早く移動できます。
shift + command (⌘) + Gを押すと、「フォルダへ移動」機能が起動するのでパスを入力してEnterを押します。
また「フォルダへ移動」機能は、Finder起動中にメニューバーの「移動」を選択することでも表示できます。
「フォルダへ移動」をクリックすると、パスの入力画面が表示されます。
ファイルの検索
Spotlight
command (⌘) + spaceを押してSpotlight検索を開き、探しているファイルやフォルダの名前を入力するとすばやくファイルにアクセスできます。
Finderには、画面の右上隅に検索バーもあります。
フォルダ内のファイルなどを検索する場合に便利です。
スマートフォルダ
スマートフォルダは、特定の基準に一致するファイル(例えば、先週作成されたすべてのドキュメントなど)を自動的に更新して表示する仮想フォルダです。
メニューバーの「ファイル」を選択し、「新規スマートフォルダ」をクリックすると起動します。
試しに、「ダウンロードフォルダ内のPDFファイル」と条件設定をすると、PDFファイルのみが表示されました。
ファイルとフォルダの管理
新しいフォルダを作成
Finderウィンドウでcommand (⌘) + shift + Nを押すと、新しいフォルダを作成します。
ファイルの移動
ファイルやフォルダをドラッグすると、同じドライブ内の異なる場所に移動できます。
異なるドライブにファイルをコピーするには、ドラッグ中にoptionキーを押し続けます。
コピー操作なので元の場所にもファイルが残ります。
ファイルの削除
ファイルをゴミ箱にドラッグするとファイルを削除できます。
ファイルを選択してcommand (⌘) + deleteを押すことでも、同様の操作が可能です。
ドックのゴミ箱アイコンを右クリックして「ゴミ箱を空にする」を選択すると、ゴミ箱内を完全に空にできます。
クイックルックの使用
クイックルック
ファイルを選択してスペースバーを押すと、関連付けられたアプリケーションで開くことなくファイルをすばやくプレビューできます。ドキュメント、画像、PDF、さらには動画に対応しています。
任意のファイルを選択して、スペースバーを押します。
プレビュー画面が表示されました。
Finderの設定
Finderの設定機能を通じてFinderの動作などをカスタマイズできます。
メニューバーの「Finder」を選択して、「設定」をクリックします。
「サイドバー」を選択すると、サイドバーに表示する項目を設定する画面が開きました。
その他、新しいFinderウィンドウのデフォルトフォルダの設定なども行えます。
ネットワークドライブとサーバーへの接続
ネットワーク上の共有フォルダにアクセス可能です。
メニューバーの「移動」を選択して、「サーバへ接続」を選択します。もしくは「command (⌘) + K」を押してアクセスします。
サーバのURLを入力すると、共有フォルダにアクセスできます。
タグ
ファイルを色やキーワードで横断的に整理するためにタグを使用できます。
あらかじめタグを付与したいファイルを右クリックして、任意の色(例:赤)を選択しておきます。
Finderのサイドバーにあるタグの色をクリックすると、タグごとにファイルやフォルダが表示されます。
さいごに
これらの基本的な機能を理解して利用することで、Macをより効率的にナビゲートし、Finderの機能を最大限に活用できます。
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