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スキャンしたPDFを翻訳する無料ソフト

スキャンした資料を翻訳する機能は、多言語の文書を扱う場面で非常に便利です。しかし、スキャンしたPDFのテキストを認識し、翻訳するアプリはそれほど多くありません。

そこで、スキャンした資料からテキストを抽出し、それを翻訳できる無料のスマホアプリを紹介します。

カメラに資料を収めるだけで、スムーズに翻訳作業を行えます。ビジネス文書、学習資料の翻訳、または多言語の資料の作成において、大きな助けとなるでしょう。

CamScannerの基本情報

CamScanner

CamScanner

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レビュー: (1)

  • 2024/1/28
    無料のお試しを押したら12000円決済になってしまった。

日本語: ×
オンライン(インストール不要): 〇
オフライン(インストール型): 〇

CamScannerでスキャンしたPDFを翻訳する方法

CamScannerは、紙の資料をスキャンしてPDFに変換できるスマホアプリです。翻訳機能もあり、スキャンした資料を翻訳できます。

無料で使用できるのは「月に2回まで」です。多くのファイルを翻訳するのには向きませんが、単発での使用であればおすすめです。

スキャン後は、「写真」「Word形式(.docx)」「テキスト形式(.txt)」として翻訳データを出力できます。

詳しい使い方は以下の通りです。iPhone 11でCamScannerを使用しています。

カメラアイコンを選択する

CamScannerを開き、画面下部のカメラアイコンを選択します。

言語のプルダウンを選択する

カメラが起動しますので、①「翻訳」タブ、②翻訳後の言語(例:英語)のプルダウンの順に選択します。

翻訳したい言語を選択する

翻訳後の言語(例:日本語)を選択します。

ここでは例として、英文のレポートを日本語に訳してみます。

シャッターボタンを押す

カメラの枠内に資料を収め、シャッターボタンを押します。

写真を選択する

撮影後の写真を選択します。

エクスポートボタンを押す

資料が翻訳されますのでご確認ください。

翻訳後の資料を出力したい場合は、「エクスポート」ボタンを押します。

エクスポート方法を選択する

任意の出力方法(例:アルバムに保存)を選択します。

写真としてエクスポートされた

今回は写真として保存したため、スマホの写真アプリを開くと翻訳後の資料を確認できます。

翻訳されたPDF

試しに写真を開いてみました。

原文の上に翻訳された文章が表示されています。

若干元の文章とは異なる部分(語尾の表記揺れなど)がありますが、内容を理解するだけなら十分といえます。