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Kdan PDF Readerとは?評価・安全性や使い方について
Kdan PDF Readerは、変換や編集などさまざまな機能が利用できるPDF変換ツールです。台湾に本社を構える「Kdan Mobile Software Ltd.」が運営しており、日本の法人「株式会社Kdan Japan」もあります。
Kdanのアプリは全世界で累計2億以上ダウンロードされており、1,200万人のユーザーに利用されています。
PDF内の元のフォントを保持しながらテキストの編集ができ、PDFにパスワードやウォーターマーク、ダウンロードリンクを使用して不正アクセスから保護することもできます。
Kdan PDF Readerとは?
Kdan PDF Readerは、一部無料で利用できる有料のPDF変換ソフトです。
以下の種類があります。
- デスクトップ版
- アプリ版
Windowsだけではなく、MacやiPhone、AndroidなどのOSやデバイスから利用可能です。
詳細情報
ソフト名: Kdan PDF Reader
開発会社名: Kdan Mobile Software Ltd.
所在地: 台湾
日本語: 〇
他言語: 英語、スペイン語、中国語、韓国語
オフライン: 〇
Windowsソフト: 〇
Macソフト: 〇
iPadアプリ: 〇
iPhoneアプリ: 〇
Androidアプリ: 〇
オンライン: ×
Windowsブラウザ: ×
Macブラウザ: ×
iPadブラウザ: ×
iPhoneブラウザ: ×
Androidブラウザ: ×
Google Chrome拡張: ×
機能一覧
以下は、Kdan PDF Readerの主な機能をまとめた表です。
機能 | デスクトップ版 |
---|---|
結合 | 〇 |
変換 | 〇 |
ページの一部削除 | 〇 |
圧縮 | 〇 |
署名 | 〇 |
回転 | 〇 |
画像へ注釈の追加 | × |
並び替え | 〇 |
パスワード設定 | 〇 |
PDFの編集(文字入力など) | 〇 |
結合、変換、ページの一部削除など、PDFの操作として必要なさまざまな機能が利用可能です。
また、PDFファイルに注釈やコメントを入力することができ、入力作業が面倒な場合は音声ファイルを埋め込むことも可能です。
さらに、PDFファイルをePUBとMOBIの電子書籍形式へ変換できる機能もあり、変換後の電子書籍ファイルは自分のKdanアカウントのクラウド上に安全に保存され、いつでも閲覧できます。
Kdan PDF Readerのアプリには、iOS版とAndroid版があります。
機能はデスクトップ版とほとんど同じですが、カメラで撮影した資料の画像から直接PDFを作成できる機能はアプリ版のみで使えます。
価格(プラン)や有料版について
Kdan PDF Readerには、無料版と有料版があります。
有料版には個人用の「Document 365」というプランと、9人以上の企業向けのプランがあります。
企業向けプランの料金などは要問合せとなり、使用できる機能は「Document 365」と同様です。
以下の表は、無料版と有料版(Document 365)の機能などの比較です。
機能 | 無料版 | 有料版(Document 365) |
---|---|---|
料金 | 無料 | ・US$4.99(月額) ・US$59.99(年払い) ・価格は米ドルで設定され、購入時の 為替レートにより日本円で課金 |
結合 | × | 〇 |
署名 | 〇 | 〇 |
変換 | × | 〇 |
回転 | 〇 | 〇 |
アプリケーション | ・デスクトップ版 ・モバイル | ・デスクトップ版 ・モバイル |
有料版(Document 365)の機能には、以下のようなものがあります。
- すべてのプレミアム機能が使用可能
- 無料で無制限の製品アップグレード
- 優先的な顧客サポート
- Kdan Cloud上の1TBのストレージスペース
- すべてのプレミアム機能
無料ではできないこと
Kdan PDF Readerの無料版では以下のようなことができません。
- PDF内テキストの編集/変換
- PDFの結合/分割/圧縮
- PDFの抽出/並べ替え
- Kdan Cloud上の1TBのストレージスペース
- 優先的な顧客サポート
アプリの無料版/有料版も使用できる機能はデスクトップ版と同様です。
アプリ版の有料プランの料金はデスクトップ版と多少異なり、以下になります。
- 1か月:1,150円
- 3か月:2,300円
- 1年:6,800円
また、無料版でも「Kdan ID」に登録すれば2GBのクラウドストレージが利用できます。
Kdan IDは、名前/メールアドレス/パスワードで登録可能です。
登録後はすぐクラウドが使用可能で、無料で2GBまで使用できます。
評価・レビュー
安全性
Kdan PDF Readerのデスクトップ版ではPDFファイルをサイトにアップロードすることなく、ソフトをインストールしてオフラインでもPDFの編集ができます。
Kdan PDF Readerはデスクトップ版やアプリ版のみの配布なため、ファイルをアップロードして使用するWeb版に比べて情報の漏洩リスクは低いといえます。
Kdan PDF Readerのセキュリティに関しては、公式サイトに以下のような内容が記載されています。
- セキュリティ管理プロセスにより、セキュリティニーズに対応し続けることを保証する
- Kdan PDF Readerのサーバーは、Amazon Web Services (AWS)のインフラストラクチャ上で機能の提供をされており、AWSは業界において信頼できるサービスである
ITにおける「インフラストラクチャ」とは、IT環境の運用と管理を行う上で必要になる構成要素のことです。
AWS クラウドセキュリティには、以下のような内容が記載されています。
- 300種類以上のクラウドセキュリティツールの豊富なセットで設計されている
- 政府、医療、金融サービスなどのセキュリティに最も敏感な組織を含む数百万の企業や行政機関が取り入れている
AWS導入事例には世界的企業であるマクドナルドや、日本では東京海上日動火災保険株式会社やNTTドコモ、ソニー銀行など多数の大企業や行政機関が導入している旨が記載されており、その信頼度の高さがうかがえます。
また、カスタマーサポートにおいても日本のオフィスがあるため、言語などの面からみても安心です。
アプリ版
Kdan PDF Readerには、iOS版とAndroid版のアプリがあります。
以下のような機能が使用可能です。
- PDFの編集
- 撮影した資料の写真からPDFを作る
- 署名
- ハイパーリンクの挿入
- 圧縮
- iCloud/Dropbox/Kdan CloudにPDF Reader上のファイルを同期
- 変換
iOS
iOS版のアプリはApp Storeからダウンロードできます。
iPadでも利用可能です。
Android
Android版のアプリはGoogle Playからダウンロードできます。
Kdan PDF Readerのダウンロード方法
Kdan PDF Readerのダウンロードやインストールの方法については、以下の記事でご紹介しています。
アンインストール方法についてもご説明していますので、参考にしてください。
Kdan PDF Readerをダウンロード・インストールする方法
Kdan PDF Readerの使い方
問題は解決できましたか?
記事を読んでも問題が解決できなかった場合は、無料でAIに質問することができます。回答の精度は高めなので試してみましょう。
- 質問例1
- PDFを結合する方法を教えて
- 質問例2
- iLovePDFでできることを教えて
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