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MacでWordをPDFに変換する方法

MacでWordドキュメントをPDFに変換する方法をご紹介します。

Pagesを使用する場合

Appleのドキュメント作成ソフトである「Pages」を使用している場合は、次の手順に従います。

Pagesでドキュメントを開く

まず、Pagesでドキュメントを開きます。

PagesでPDFを開く

PDFとしてエクスポート

ドキュメントがPagesで開かれたら、メニューバーの「ファイル」をクリックして、「書き出す」を選択し「PDF…」を選びます。

PDFで書き出す

「保存」ボタンを押します。

必要であれば「画像の品質」などを設定できます。

保存ボタンを押す

名前をつけて、「書き出す」ボタンを押します。

書き出すボタンを押す

Pagesで開いたドキュメントをPDF化できました。

PDFとして保存される

Microsoft Wordを使用する場合

Wordでドキュメントを開く

Microsoft Wordでドキュメントを開きます。

PDFをWordで開く

PDFとして保存

メニューバーの「ファイル」をクリックして、「名前を付けて保存」を選びます。

名前をつけて保存を選択する

保存場所を選択し、ファイル形式で「PDF」を選択します。

「エクスポート」ボタンを押します。

ファイル形式でPDFを選ぶ

Wordで開いたドキュメントをPDF化できました。

PDFとして保存できる

Previewを使用する場合

プレビューアプリを使ってWordファイルをPDF化することはできません。

ただし、「印刷機能」を使えばPDF化が可能です。

ドキュメントを開く

ドキュメントファイルを右クリック(またはcontrolキーを押しながらクリック)して、「このアプリケーション」から「Microsoft Word」を選択します。

ファイルを開く

PDFとして印刷

メニューバーの「ファイル」から「プリント」を選択します。

プリントを選択する

印刷ダイアログの下部にある「PDF」のプルダウンボタンをクリックして、「PDFとして保存」を選択します。

PDFで保存を選択する

名前をつけて「保存」ボタンを押します。

名前をつけて保存する

印刷機能を使ってWordのドキュメントファイルをPDF化できました。

PDF化できた

macOSのクイックアクションを使用する場合(Mojave以降)

macOS Mojave以降では、Finder内のクイックアクションを使用できます。

PDF化したいWordファイルを右クリックして「クイックアクション」を選択し、使用可能なクイックアクション一覧の中に「PDFを作成」が表示されれば、クリックするだけPDF化できます。

今回は対応していなかったため表示されませんでした。

クイックアクションについて

変換したいWordファイルにクイックアクションが対応していない場合は、AutomatorでApplescriptを使って同様の操作を作成できます。

command + spaceを押してSpotlight検索を起動して、「automator」と入力しEnterを押します。

autmatorを起動する

「クイックアクション」を選択して、「選択」ボタンを押します。

クイックアクションを選択する

左側の機能一覧から「選択されたFinder項目を取得」を画面の右側にドラッグします。

選択されたFinder項目を取得を選択する

次に、「Applescriptを実行」を先程追加した「選択されたFinder項目を取得」の下にドラッグします。

Applescriptを実行を選択する

次に以下のコードをcommand + Cでコピーして、Command + Vで貼り付けます。

以下のコードは、Finder内でワードファイル(拡張子がdocxもしくはdocのファイル)をPDFに変換するクイックアクションです。元のファイルと同じ名前のPDFをダウンロードフォルダに保存するように設定できます。

on run {input, parameters}
    repeat with thisFile in input
        set fileExtension to name extension of (info for thisFile)
        set fileName to name of (info for thisFile)
        set pdfFileName to text 1 thru -5 of fileName & ".pdf"
        set downloadFolder to (path to downloads folder) as string
        set outputPath to downloadFolder & pdfFileName
        
        tell application "Microsoft Word"
            activate
            open thisFile
            set doc to document 1
            save as doc file name outputPath file format format PDF
            close doc saving no
        end tell
    end repeat
    return input
end run
コードを入力する

貼り付けたらcommand + Sを押して保存ダイアログボックスを表示します。

名前をつけて、「保存」ボタンを押します。

以上でApplescriptの設定が完了しました。

名前をつけて保存する

Wordドキュメントを右クリック

FinderでWordファイルを右クリックします。

ファイルを右クリックする

「クイックアクション」>「PDFを作成」を選択

「クイックアクション」から「PDFを作成」を選択します。

設定したクイックアクションは保存時の名前で表示されています。

クイックアクションから実行する

「ファイル アクセスを許可」ダイアログで、「選択」ボタンを押します。

ファイルアクセスの許可を設定する

ファイルを選択して「アクセス権を付与」ボタンを押します。

設定を行う

以上でクイックアクションでWordファイルをPDFに変換できました。

今回はダウンロードフォルダに保存されるように設定したため、ためしに「ダウンロード」フォルダを開いてみると、WordファイルがPDF化されていることが確認できます。

保存される

さいごに

WordなどのドキュメントファイルをPDF化すると資料として配布する際などに便利です。