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子供の見守り用(迷子防止)にAirTagを利用する方法

この記事では、子供の見守りや迷子対策としての AirTagの使い方、ランドセルにAirTagを取り付ける際の注意点などをご紹介します。

また、子供の見守りや迷子対策にGPSとAirTagを比較されている方も多いので、それぞれのメリット・デメリットも解説します。

AirTagは安価ですので、お子様の見守り(迷子防止)に一度お試しいただき、効果がなければカバンなどの持ち物紛失防止にお使いいただくことをお勧めします。

子供の見守り用にAirTagを利用する

位置情報がどの程度キャッチされるかは、以下の条件によってそれぞれ異なります。

  • 登下校
  • 学校
  • 児童クラブや習い事

一度、「探す」アプリで、子供の行動範囲で位置情報をどのくらいキャッチできるかどうか確認してみましょう。

iPhoneでAirTagの初期設定が完了していない場合は、以下の記事を参考に初期設定を行ってください。

AirTagの初期設定方法

実際に、初期設定を行った状態で「探す」アプリを開くと、以下のようになります。

探すアプリを開く

自分のiPhoneで探すアプリを選択します。

地図で確認する

青(白枠)の丸印がiPhoneを持っている自分の現在位置です。

ここでは、子供のマークはAirTagの位置なので、この記号で子供の位置を把握することができます。

登下校

登下校の際の位置情報の更新は、スムーズであれば1~5分程度で行われますが、AirTag周辺のデバイスの環境によっては、それ以上の時間がかかる場合があり、更新されない可能性もあります。

位置情報がなかなか更新されないと、不安になるかもしれません。AirTagの位置情報更新の仕組みは、以下の記事を参照してください。

AirTagの位置情報の更新について

登下校の時、子供に一度AirTagを持たせ、位置情報の更新頻度を確認することをおすすめします。

学校

学校の先生の中にiPhoneを持っている人がいれば、AirTagの位置情報が引っかかる可能性が高くなります。

子供にAirTagを持たせると、持ち主の手から離れて8~24時間後に音が鳴ってしまうので、学校に迷惑がかかる可能性があることに注意しましょう。

現状、AirTagには音を止める機能がありません。授業中はAirTagは教室後ろなどにロッカーがあれば、そこに入れるようにしましょう。

また、キーホルダーケースによっては、通知音が小さくなるものもありますので、興味のある方は下記のリンクをご覧ください。

なお、AirTagの通知音が鳴った瞬間に、iPhoneに通知が届くことはありませんのでご安心ください。

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    児童クラブや習い事

    小学生になると、放課後は一人で行動する子も出てくることでしょう。

    児童クラブや習い事でiPhoneを持っている大人がいれば、位置情報の更新が行われやすいです。

    放課後も子供に一度AirTagを持たせ、位置情報の更新頻度を確認することをおすすめします。

    迷子防止に利用する

    AirTagを迷子防止に利用する場合は、以下を参考にしてください。

    未就学児の迷子防止

    未就学児にAirTagを持たせて、約10m離れたらiPhoneに通知するように設定するのも効果的でしょう。

    ただし、AirTagを手で持ち続けることが難しい未就学児の場合、AirTagの入ったキーホルダーケースをズボンのベルトループに引っかけるか、ズボンに縫い付けるなどの処置をすることをお勧めします。

    iPhoneの「探す」アプリの「手元から離れたときに通知」をオンにするには、以下の方法を参照してください。

    手元から離れたときに通知を設定する

    AirTagを入手したら、自分のiPhoneで「探す」アプリの「手元から離れたときに通知」の設定を行いましょう。

    AirTagが手元から離れた瞬間、iPhoneに音による通知はありませんが、iPhoneの画面上にAirTagが手元から離れたことを示す内容が表示されます。

    この通知設定の方法について説明します。

    探すアプリを選択する

    自分のiPhoneで、探すアプリを選択します。

    持ち物を探す

    持ち物を探すタブ、②持ち物(例:太郎)の順に選択します。

    手元から離れたときに通知を選択する

    手元から離れたときに通知がオフになっていれば、これを選択します。

    手元から離れた時に通知

    手元から離れたときに通知をオンにします。

    離れた時の通知が画面に表示

    AirTagから離れると、iPhoneの画面に上のような通知が表示されます。

    迷子になってしまった子を追跡する

    人通りの多いショッピングセンターや遊園地などで子供が迷子になった時は、AirTagが他の人のiPhoneのBluetooth信号をキャッチしやすいので、「探す」アプリで見つけやすいかもしれません。

    よく行くショッピングセンターや遊園地などで、一度AirTagが検出する位置情報の更新頻度をテストしてみてはいかがでしょうか。

    ランドセルに取り付ける

    小学生の子供にAirTagを持たせる場合、キーホルダーケースに入れてランドセルに付けるか、ランドセルのポケットにAirTagを入れるかの2択になるでしょう。

    ランドセルにAirTag

    キーホルダーケースを使用してランドセルに取り付けると、上図のようになります。

    しかし、セキュリティの観点から、知らない人にAirTag本体を見せることに不安を感じる方も多いです。

    ポケットの中のAirTag

    子供が持っているAirTag本体をあまり外の人に見られたくない場合は、ランドセルのポケットの中に入れる方が多いようです。

    しかし、ランドセルのポケットから頻繁に物を出し入れするため、AirTagの紛失が心配な人の中には、AirTagを入れたキーホルダーケースを持ちたいと思う人もいるでしょう。

    AirTagキーホルダーケースの中には、AirTag本体が外から見えないものもあります。

    興味のある方は、以下のリンクを参照してください。

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    GPSとの比較

    子供の見守りや迷子対策として、子供用GPSとAirTagのどちらを購入するか迷ったときは、以下を参考ください。

    GPSの方が優れている点

    位置情報更新の安定性という点で、子供用GPSはAirTagよりも優れています。

    例えば、AirTagの場合、自分のiPhoneから子供のAirTagまでの距離が約10m以上ある場合、AirTagの近くに「探す」ネットワーク上のデバイス(他の人のiPhoneなど)がないと、位置情報の更新がうまくいきません。

    したがって、AirTagの場合だと、iPhoneを持つ人が多い都市部ではAirTagの位置情報の更新が行われやすく、逆に人が少ない地方では更新がされにくい不安定な傾向があります。

    一方、GPSは人工衛星から発射される電波を受信して現在地を特定するシステムなので、位置情報の更新は安定性の面で優れています。

    子供用GPSによる位置情報の更新頻度は、業者によって異なり、以下の調査結果によると1~10分程度でした。

    GPSを提供する大手会社位置情報の更新間隔(分)
    A社1.5・3
    B社1.5・3
    C社1.5~3・3~5
    D社1・3・5・10
    E社1.5~2・3~5

    この位置情報の更新時間は、自分で設定が可能な機種もあります。

    AirTagの方が優れている点

    子供用GPSを提供する大手数社を調査したところ、以下のような本体価格と月額使用料が判明しました(2022年5月12日現在)。

    GPSを提供する大手会社本体価格(税込)月額料金(税込)
    A社5,280円528円
    B社5,280円528円
    C社3,280円638円
    D社19,800円480円
    E社8,580円748円

    AirTagが優れているのは、本体の価格が安く(Appleの公式価格は1個で税込3,800円)、月々の使用料がかからないので低コストであることです。

    そのため、試しに一度購入して子供に持たせ、位置情報があまり更新されなかった場合は、バッグの紛失防止など他の用途に使うのもいいかもしれません。

    また、AirTagは充電の必要がなく、ボタン電池のため約1年間持つのも大きなメリットです。

    AirTagの導入を検討されている方は、以下のリンクから詳細をご覧いただき、よろしければご購入をお勧めします。

    Apple AirTag

    Apple AirTag

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    本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。

    • iPhone 11 iOS 15.4.1
    • AirTag 1.0.291