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自転車(ロードバイク)の盗難防止用にAirTagを利用する
自転車(ロードバイク)の盗難防止用としてのAirTagの取り付け方や、取り付けホルダーについてご紹介します。
実際に盗難された自転車をどの程度追跡できるかはわかりませんので、追跡効果を確認するために、ご家族やご友人にいろいろな場所で乗っていただくことをお勧めします。
自転車(ロードバイク)の盗難防止用にAirTagを利用する
自転車、特に高級なロードバイクなどを駐輪場などの人混みの多い場所に置く場合、盗難が気になります。
下記では、自転車にAirTagを付ける際の注意点について説明します。
自転車にAirTagを付ける際の注意点
AirTagを自転車に取り付ける際は、以下の注意点をご確認ください。
盗難防止対策としては非推奨
AirTagは、盗難防止対策ではなく、モノを見守るために設計されています。
そのため、盗難防止対策として自転車にAirTagを取り付けることはお勧めできません。
AirTagを使用して自転車を追跡する場合、ご自身の責任で行ってください。
追跡の精度
「自転車にAirTagを取り付ければ、自分の自転車の位置が把握できるのではないか」と考える人もいます。
しかし、自転車を盗難防止用としてAirTagを取り付けることについては、注意点があります。
AirTagは、誰かの端末(iPhoneなど)とBluetooth 通信することで、追跡が可能になるという特徴を持っています。
人混みの中であれば、ある程度AirTagによる追跡が期待できますが、人混みが少ないところであれば、追跡は難しくなります。
AirTagについて、iPhoneのBluetooth通信の距離や、追跡のための仕組みについては、以下の記事をご覧ください。
実際に盗難自転車をどの程度追跡できるかは不明なので、家族や友人の誰かに一度いろいろな場所をサイクリングしてもらい、追跡目的で使用できない場合はバッグや財布などの落し物タグとして使用することをお勧めします。
猛暑によるボタン電池の破損など
AirTagに使用しているボタン電池は、猛暑時に自転車に装着すると発熱・液漏れ・破裂の恐れがあります。
自転車がかなり熱くなることが予想されますので、猛暑の時期はAirTagの装着をお控えください。
自転車への取り付け方
AirTagを自転車に取り付けるには、自転車のどの部分に取り付けるかによって、取り付け用のホルダーが異なります。
以下は、取り付け用ホルダーの詳細について説明します。
AirTag自転車取り付けケース(マウントホルダー)
ケース(マウントホルダー)を使って AirTagを自転車に取り付ける方法については、以下をご覧ください。
サドルに取り付ける
ケース(マウントホルダー)を使って 、AirTagをサドルに取り付けたい場合、以下の手順を参照してください。
サドルに取り付けるケースの部品を用意します。
- ケースの表と裏×各1枚
- ネジ(付属品)×4本
- レンチ(付属品)×1本
- AirTag本体×1個
AirTagの電池カバーを、ケース内側の溝にはまるようにはめ込みます。
サドルの下側に取り付けるため、自転車を裏返します。
サドルの2本の棒とケースカバー(表裏)の2本の溝が合うようにはめ込みます。
レンチを使ってネジを締めます。
サドル下のホルダーに取り付けることができました。
サドルの下にホルダーを取り付ければ、自転車を盗まれた場合でも犯人に気づかれにくいです。
今回は、「PITHECUS AirTag 自転車 AirTags マウントホルダー」を使用しました。この商品に興味のある方は、以下のリンクから詳細をご覧ください。
しかし、サドルの形状によっては、ホルダーが取り付けられない場合があります。
取り付けに不安がある場合は、粘着シール式の保護ケースがあるので、サドルの裏側にAirTagを取り付けるとこともできます。
ただし、雨などの濡れた状態やほこりの多い状態など、環境によっては粘着シールがはがれる場合がありますので、ご注意ください。
粘着シール式のAirTag用保護ケースに関心のある方は、以下のリンクで探してみましょう。
Ztowoto シリコンケース Airtag 対応 ノンマーキング接着剤付き Airtag シリコン保護ケース 2 個 (2-黒)
ボトルケージ台座に取り付ける
ケース(マウントホルダー)を使って 、AirTagをボトルケージ台座に取り付けたい場合、以下の手順を参照してください。
ボトルケージ台座とは、自転車のフレームに水筒を固定するための金具(ボトルケージ)を取り付けるための箇所です。
このセクションでは、ボトルケージ台座にAirTagを収納するホルダーを取り付ける方法について説明します。
ボトルケージ台座に取り付けるケースの部品を用意します。
- ケースの表と裏×各1枚
- ネジ(付属品)×2本
- レンチ(付属品)×1本
- AirTag本体×1個
AirTagの電池カバーを、ケース内側の溝にはまるようにはめ込みます。
ケースをかぶせます。
ボトルケージ台座を、付属のレンチを使って取り外します。
ボトルケージ台座を取り外し終えました。
ボトルケージ台座の穴に、ネジを指ではめます。
2つのネジをはめました。
2つのネジをレンチで固く締めます。
ボトルケージ台座にAirTag入りのケースカバーを取り付けることができました。
今回使用したボトルケージ台座のAirTagカバーは、「Hiro AirTagカバー 自転車用 盗難防止対策 ボトルケージ台座取り付け」という商品です。
この製品にご興味のある方は、以下のリンクから詳細をご覧ください。
Hiro AirTagカバー 自転車用 盗難防止対策 ボトルケージ台座取り付け ボトルホルダーマウント AirTag用ケース エアタグ保護カバー簡単取付 小型 軽量 ブラック
AirTagが入る反射板を取り付ける
反射板の中には、AirTagを収納することができるものもあります。
下記では、AirTagが入る反射板を取り付ける方法について説明します。
AirTagを収納できる反射板(結束バンド付き)とAirTag本体を用意します。
反射板の蓋を外します。
AirTagの電池カバーを、ケース内側の溝にはまるようにはめ込みます。
反射板の蓋をつけます。
反射板を取り付けたい位置に反射板を合わせ、結束バンドを引っ張ります。
この時点では、ねじ回しを外した状態にしておきます。
結束バンドを穴に通して固定します。
ねじ回しを取り付け、指で回して締め付けます。
AirTag入りの反射板を取り付けることができました。
今回使用した商品は、「LICHIFIT AirTag用マウントホルダー」です。
この反射板付きAirTag用ホルダーに関心のある方は、以下のリンクから詳細をご確認頂けます。
LICHIFIT AirTag用マウントホルダー サドルに固定 自転車マウント マウントホルダー 軽量 取り付けやすい エアタグ自転車用アクセサリー
盗難自転車の追跡について
自転車が無くなったと思ったら、AirTagで追跡できる可能性があります。
AirTagの追跡方法については、以下の記事を参照してください。
ただし、盗難自転車については、犯人を追跡して遭遇した場合、ご自身の身が危険にさらされる可能性があります。
AirTagを取り付けた自転車が盗難に遭った場合は、ご自身のiPhoneを持って警察へご連絡ください。
また、AirTag関連で警察に相談する場合は、以下の記事を参考にされることをお勧めします。
AirTagで盗難自転車を取り返した事例
Facebookの「AirTag」グループに投稿された情報によると、AirTagのおかげで盗まれた自転車が発見されたとのことです。
2021年7月4日の早朝、ジーン・ゴーターさんの自転車が何者かに盗まれました。
幸いなことに、ゴーターさんは自転車に取り付けたバッグの中にAirTagを入れていました。
ゴーターさんは追跡情報を地元ボストン警察に提供し、警察はすぐに盗まれた自転車の場所を突き止めることができました。
AirTag(自転車)の位置情報を記録したご自身のiPhoneを持って警察に出頭することで、自転車を無事に取り戻し、犯人の逮捕につながるかもしれません。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- AirTag 1.0.301
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