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10MB以上のPDFを翻訳する無料ソフト
「海外の論文や資料を読んでみたい、でも翻訳できない…」そんな悩みを抱えている方は少なくないと思います。
Google翻訳などのオンライン翻訳サービスは便利ですが、10MB以上のPDFファイルは翻訳できないという制限があります。
そんなときに役立つ、10MB以上のPDFを翻訳する無料ソフトをご紹介します。
Readableの基本情報
Readable
日本語: 〇
オンライン(インストール不要): 〇
オフライン(インストール型): ×
Readableで10MB以上のPDFを翻訳する方法
Readableで10MB以上のPDFを翻訳する方法をご紹介します。
Readableは、日本の「株式会社ネクストラボ」が運営する翻訳ツールです。オンライン版と拡張機能版のみのリリースです。
無料版では「20ページ以下かつ20MB未満」のPDFファイルを翻訳できます。翻訳ツール「DeepL」で翻訳し、結果をコピー&ペーストして使用します。
今回はWindows 11を使って、オンライン版のReadableで10MB以上のPDFを翻訳する方法をご紹介します。なお、ファイルサイズが「18.6MB」のPDFを使用しています。
Readableにアクセスします。
「アップロードする」ボタンを押します。
「開く」ダイアログボックスが表示されます。
①翻訳したいファイル(例:10MB以上.pdf)を選択し、②「開く」ボタンを押します。
選択したファイルがReadableに読み込まれます。
「DeepLを開く」ボタンを押します。
DeepLが開き、PDFの文章が和訳されます。
「コピー」を選択します。
ただし、翻訳できる文字数は1500文字までです。これより長い文章を翻訳したい場合はDeepLの無料アカウントに登録してください。
コピーできたら、Readableに戻ります。
➀白枠に貼り付けをして、②「PDF翻訳→」ボタンを押します。
「3.翻訳結果をダウンロード」が表示されます。
「日本語のPDFをダウンロードする」ボタンを押します。
もう1つの「日英交互に表示されたPDFをダウンロードする」では、翻訳前と翻訳後のページが交互に表示されるPDFをダウンロードできます。
日本語でPDFが表示されれば、正しくPDFを翻訳できています。
ただし、フォントの大きさなどが変わる場合があるので、ご承知おきください。
「日英交互に表示されたPDFをダウンロードする」を選択した場合の例です。
見開きにすると左側には翻訳後、右側には翻訳前のページが表示されます。