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Drawboard PDFとは?評価・安全性や使い方について
Drawboard PDFは、文字や絵を自由に書き込めるPDF編集ソフトです。オーストラリアの「Drawboard Pty Ltd.」が運営しています。
手書きのようにスムーズなタッチで直感的に操作でき、簡単にテキスト入力やマークアップができます。
様々なデバイスからアクセス可能で、オフィスや現場、自宅等どこにいてもリアルタイムで共同編集できるマルチプラットフォームソフトです。
Drawboard PDFとは?
Drawboard PDFは、一部無料で利用できる有料のPDF編集ソフトです。
以下の種類があります。
- オンライン版
- デスクトップ版
- iOS版
- Andoroid版
Windowsだけではなく、MacやiPhone、AndroidなどのOSやデバイスから利用可能です。
無料版を使用する際はアカウント登録(またはGoogleアカウント/Apple ID/Microsoft アカウントでのログイン)が必要です。
有料版は7日間の無料トライアル期間があり、クレジットカード登録が必要です。
詳細情報
ソフト名: Drawboard PDF
開発会社名: Drawboard Pty Ltd.
所在地: オーストラリア
日本語: 〇
他言語: スペイン語、ドイツ語、フランス語、中国語、英語、韓国語
オフライン: 〇
Windowsソフト: 〇
Macソフト: 〇
iPadアプリ: 〇
iPhoneアプリ: 〇
Androidアプリ: 〇
オンライン: 〇
Windowsブラウザ: 〇
Macブラウザ: 〇
iPadブラウザ: 〇
iPhoneブラウザ: 〇
Androidブラウザ: 〇
Google Chrome拡張: ×
機能一覧
以下は、Drawboard PDFの主な機能をまとめた表です。
機能 | Drawboard PDF |
---|---|
結合 | 〇 |
分割 | 〇 |
圧縮 | 〇 |
変換 | 〇 |
ページの一部削除 | 〇 |
並べ替え | 〇 |
回転 | 〇 |
OCR | 〇 |
パスワード設定 | × |
墨消し | 〇 |
結合、変換、ページの一部削除など、PDFの操作として必要なさまざまな機能が利用可能です。
また、2つのドキュメントを同時に表示しながら操作できる機能「マルチウインドウビュー」があります。
さらに、ページを調整しオブジェクトや敷地図、図面の長さや面積を正確に測定できるため、CADで作成した図面などを編集するのに適しています。
同じクラウドアカウントにサインインしていればどのデバイスでも利用でき、リアルタイムで共同作業もできます。
上の画像はWindowsのデスクトップ版の操作画面で、シンプルなデザインで日本語にも対応しています。
オンライン版は下記の機能を無料で利用できます。
- PDFの閲覧
- 回転
- 手書き入力やハイライト
- テキストや注釈の追加
- 画像や図形の挿入
- 白紙のページ追加
オンライン版の使用はアカウント登録(またはGoogleアカウント/Apple ID/Microsoft アカウントでのログイン)が必要です。
Drawboard PDFのアプリにはiOS版とAndroid版があり、機能はデスクトップ版と同じです。
価格(プラン)や有料版について
Drawboard PDFには、無料版と有料版があります。
以下の表は、無料版と有料版の機能などの比較です。
機能 | 無料版 | 有料版(Pro Plus) |
---|---|---|
料金 | 無料 | 年払い:$83.92/年 |
注釈の追加 | 〇 | 〇 |
画像/図形の挿入 | 〇 | 〇 |
結合 | × | 〇 |
ページの回転/追加/削除 | 〇 | 〇 |
圧縮/変換 | × | 〇 |
署名 | 〇 | 〇 |
優先的なサポート | × | 〇 |
有料版は、プランの中で最もポピュラーな「Pro Plus」を例に表記しています。
なお、価格は米ドルで設定されており、購入時の為替レートにより日本円で課金されます。
買い切りはなくサブスクリプションのみの展開で、学生/教育関係者は割引(50%オフ)が適用されます。
7日間の無料トライアルがあり、クレジットカードの登録が必要ですが期間内に解約すれば料金は発生しません。
アプリ版の有料プランの料金はデスクトップ版と多少異なり、以下になります。
- 年払い:13,000円(Pro Plus)
無料ではできないこと
無料版は有料版と比べて機能に制限はありますが、有効期間などはないため無料で使い続けることができます。
無料版はアカウント登録(またはGoogleアカウント/Apple ID/Microsoft アカウントでのログイン)が必要ですが、クレジットカードの登録は不要です。
Drawboard PDFの無料版では以下のようなことができません。
- PDFの結合/圧縮
- PDFの分割/並べ替え/変換
- ツールバーに8つ以上の機能表示
- ルーラーなどの測定機能
- マルチウインドウ(2つの文書を同時に表示/操作)
- クラウドストレージでのファイルの共有
アプリの無料版/有料版も使用できる機能はデスクトップ版と同様です。
評価・口コミ
安全性
Drawboard PDFのプライバシーポリシーには、以下のような主旨の項目が記載されています。
- EU一般データ保護規則(GDPR)を遵守する
- 収集した個人データを保護するために、送受信および保存後の両方で暗号化やパスワード保護などの一般的な情報保護の基準に従っている
違反すると多額の制裁金が課されるなど厳格なルールが設定されている「GDPR」に対応していると明記されているため、安全性に関しては信頼できます。
Drawboard PDFのデスクトップ版であれば、デバイス内で処理が完結するため外部に情報漏洩する可能性が最小限に抑えられます。
セキュリティについてご不安な方は、Drawboard PDFのデスクトップ版や有料版の使用を検討しましょう。
アプリ版
Drawboard PDFには、iOS版とAndroid版のアプリがあります。
以下のような機能が使用可能です。
- ページの挿入/一部削除
- 回転
- 画像や写真の挿入
- 書き込みやマークアップ
- テキストや図形の追加
- クラウドストレージでファイルの共有
iOS
iOS版のアプリはApp Storeからからダウンロードできます。
iPadからも利用できます。
Android
Android版のアプリはGoogle Playからからダウンロードできます。
Drawboard PDFのダウンロード方法
Drawboard PDFのダウンロードやインストールの方法については、以下の記事でご紹介しています。
アンインストール方法についてもご説明していますので、参考にしてください。
Drawboard PDFをダウンロード・インストールする方法
Drawboard PDFの使い方
問題は解決できましたか?
記事を読んでも問題が解決できなかった場合は、無料でAIに質問することができます。回答の精度は高めなので試してみましょう。
- 質問例1
- PDFを結合する方法を教えて
- 質問例2
- iLovePDFでできることを教えて
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