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MacとWindowsキーボードに関する情報まとめ
この記事では、MacとWindowsキーボードに関する情報をまとめています。
「command」「option」といったMacキーボード独自のキーはWindowsキーボードだとどのキーにあたるのか、どのようなときに使うのかなどをご説明します。
また、MacからWindowsへリモートデスクトップ接続をしたときのキーボード設定などもご紹介しています。
キーについて
Macキーボードには、Windowsキーボードのキーと同じ機能を持つキーがいくつかあります。
以下では、それらのキーの機能や使い方についてご紹介します。
optionキーについて
![optionキーとAltキー](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard8.png)
「option」キーとはMacキーボードに搭載されているキーの1つで、Windowsキーボードの「Alt」キーに相当します。
optionキーの機能については、以下の表をご覧ください。
Macのキー | Windowsのキー | 説明 |
---|---|---|
option | Alt | åßçといった特殊文字を入力します。 主に他キーと組み合わせて使います。 |
command + Rについて
![command + R](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard10.png)
「command」キーはMacキーボードに搭載されているキーの1つで、Windowsキーボードの「Ctrl」キーに相当します。
command + Rで何ができるのかについては、以下の表をご覧ください。
Macのキー | Windowsのキー | 説明 |
---|---|---|
command + R | Ctrl + F5 | (Mac/Windows)現在開いているWebページを更新します。 (Intel 搭載Macの場合)電源を入れる際に長押しすることで、リカバリーモードを起動します。 |
ブラウザを更新(リロード)するショートカットキーの詳細については、以下の記事をご覧ください。
MacでWindowsと同じようにF5キーを使って更新する方法もあわせてご紹介しています。
@ マークについて
![MacキーボードとWindowsキーボードの@マーク](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard1.png)
上記画像は、JIS(日本語)配列のMacキーボードとWindowsキーボードです。
Mac/Windowsともに、「@ マーク」キーの位置は変わりません。
ただし、まれに「@ マーク」キーを押しても「[」が入力されてしまうという問題が発生することがあります。
これはPCがJIS(日本語)キーボードをUS(英語)キーボードと誤認識した場合に発生する問題です。
その場合、shift + F2を押せば@ マークは入力されますが、JIS配列がUS配列として認識されたまま作業を行うと大幅な時間のロスに繋がります。
JIS配列のキーボードで@ マークが入力できない場合は、以下の方法でキーボードの設定を変更してください。
![システム環境設定を選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard12.png)
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
![キーボードを選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard13.png)
キーボードを選択します。
![キーボードの種類を変更を選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard11.png)
①キーボードタブを選択し、②キーボードの種類を変更ボタンを押します。
![キーボードアシスタントが開かれる](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard14.png)
キーボード設定アシスタントダイアログボックスが表示されます。
右下の続けるボタンを押します。
![shift左のキーを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard15.png)
キーボードを識別するため、左shiftキーの右隣のキー(Zキー)を押します。
![右shift隣のキーを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard16.png)
右shiftキーの左隣のキー(_キー)を押します。
![JISであることを確認して完了を押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard17.png)
キーボードの種類がJIS(日本語)になっていることを確認し、完了ボタンを押します。
これでJIS配列キーボードを正しく認識させることができました。@ マークも通常通り入力できるようになっています。
MacからWindowsへのリモートデスクトップ接続時のキーボード利用
「リモートデスクトップ」とは、手元のPCから離れたところにあるPCのデスクトップ画面に接続できる仕組みのことを言います。
MacからWindowsにリモートデスクトップで接続した際、英語と日本語の切り替えが上手くいかない場合があります。
英数/かなキーが効かない場合は、以下の記事でご紹介している方法を参考にIMEの設定を変更してみてください。
MacからWindowsへのBoot Camp切り替え時のキーボード利用
「BootCamp」とは、Apple開発のMac上でmacOSとWindowsを切り替えることができるソフトウェアです。
BootCampを使ってMacにWindowsをインストールしている場合、Macで使用しているキーボードをそのままWindowsでも使用することができます。
Windowsのキーに相当するMacのキーについては、以下の画像をご覧ください。
![Windowsのキーに相当するMacのキー](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard2.png)
なお、MacキーボードをWindowsで使用する場合、commandキーがWindowsキーに置き換わることに注意してください。
Windowsでショートカットキーを使用するときは、controlキーを使うようにしましょう。
MacとWindowsのキーボードの違い
MacキーボードとWindowsキーボードでは、キーの配列、名称、一部のキーの機能が異なります。
以下の記事では、MacとWindowsのキーボードの違いについての詳細をまとめています。
各キーの使い方や、Mac/Windowsにしかないキーについても解説していますので参考にしてください。
MacとWindowsの両対応キーボード
MacとWindowsの両方で作業をする機会が多い場合は、両対応キーボードの導入をおすすめします。
以下の記事では、MacとWindowsの両方に対応しているおすすめのキーボードをご紹介しています。
持ち運びが楽なコンパクトサイズのキーボードや、タイプライターのような独特な打ち心地が特徴的なメカニカルキーボードをご紹介しています。
WindowsとMacのキーボード対応表も公開していますので、参考までにご覧ください。
Macで利用するWindowsキーボードの設定
![WindowsキーボードをMacで使う](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/mac-windows-keyboard6.jpg)
Macは、Macキーボードだけでなく、Windowsキーボードともペアリングすることができます。
以下の記事では、MacでWindowsキーボードを利用するときの設定について詳しくご紹介しています。
WindowsキーボードをMacで使いやすくするために、キーをカスタマイズする方法もご紹介しています。
キーのカスタマイズには専用の無料アプリが必要になります。インストールから設定方法まで解説していますので、参考にしてみてください。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
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