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Macの大文字や小文字の変換に関するショートカットキー
この記事では、Macの大文字や小文字の変換に関するショートカットキーについてご紹介します。
すでに確定した大文字のテキストを一括で小文字に変換したい場合などに役立てることができるショートカットキーです。
以下では、アプリごとの大文字や小文字の変換に関するショートカットキーなどもご紹介しています。
Macの大文字や小文字の変換に関するショートカットキー
ショートカットキーを使って、文字を確定した後に大文字や小文字に変換する方法をご紹介します。
変換したい文字(例:aaa)を選択し、かなキーを2回押します。
変換候補が表示されます。
スペースバーを複数回押して変換したい文字を選択し、returnを押します。
これで、確定後に文字を大文字や小文字に変換することが出来ます。
アプリで大文字や小文字に変換するショートカットキー
Word、Pages、メモアプリで大文字や小文字に変換するショートカットキーをご紹介します。
Wordで大文字や小文字に変換する
Wordには大文字や小文字に変換するためのショートカットキーが搭載されています。
ショートカットキーを使って変換する方法は以下のとおりです。
変換したい文字(例:AAA)を選択して、Shift + fn + F3もしくはoption + command + Cを押します。
文字が小文字に変換されます。
再度、shift + fn + F3もしくはoption + command + Cを押します。
すると、先頭のみ大文字に変換されます。
再度、shift + fn + F3もしくはoption + command + Cを押します。
選択した文字が大文字に変換されます。
このようにshift + fn + F3もしくはoption + command + Cを押すことで、大文字や小文字に変換することが出来ます。
Pagesで大文字や小文字に変換する
Pagesに大文字や小文字に変換するショートカットキーはありません。
ただし、大文字への変換であれば操作をスタイルへ登録して、ショートカットキーを使って任意の文字にスタイルを適用することができます。
方法の詳細は以下のとおりです。
まずは、スタイルを追加します。
①Pagesの画面右上にある「テキストスタイル」を選択し、②+ボタンを押します。
現在「本文」のスタイルが適用されているため、この状態で+ボタンを押すと「本文」のスタイルが複製されます。
①追加されたスタイルに任意の名前(例:大文字に変換)を入力します。
②スタイルの右端にある「>」を選択し、③「ショートカット」の「>」にマウスオーバーして、④「F1」を押します。
スタイルのショートカットキーにはF1からF8キーのみ設定することができます。独自のキーの組み合わせを設定することはできませんのでご注意ください。
①歯車マークを選択して、②詳細オプションの「大文字の設定」の「なし」を選択します。
プルダウンメニューから「すべて大文字」を選択します。
これで文字を大文字に変換するスタイルの設定が完了したので、アップデートボタンを押します。
試しにショートカットキーでスタイルを適用し、大文字に変換してみましょう。
①変換の結果が分かりやすいように、スタイルを先ほど設定したスタイル以外(例:本文)にしておきましょう。
②大文字に変換したい小文字(例:aaa)を選択し、先ほど設定したショートカットキー(例:F1)を押します。
大文字に変換されました。
赤い矢印で示した画面右上のスタイル名も、大文字への変換を設定したスタイル名(例:大文字に変換)に変わっていることが分かります。
メモアプリで大文字や小文字に変換する
メモアプリなどのテキストエディタで、大文字や小文字に変換する機能が備わっているものであれば、それらの機能にショートカットキーを設定することが可能です。
今回はメモアプリに大文字や小文字に変換するショートカットキーを設定する方法をご紹介します。
まずは、大文字や小文字に変換する操作の正確な操作名を確認します。
メモアプリを起動して、①メニューバーの編集、②変換の順に選択すると、赤い矢印で示した部分に「大文字にする」「小文字にする」という操作名が表示されます。
後ほどショートカットキーの設定を行う際にこちらの操作名が必要になりますので、メモをとるなどして覚えておきましょう。
今回は「大文字にする」にショートカットキーを設定します。
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
キーボードを選択します。
キーボードダイアログボックスが表示されます。
①ショートカット、②アプリケーションの順に選択して、③+ボタンを押します。
ショートカットキーの設定画面が表示されます。
①アプリケーションで「メモ」を選択します。
②「大文字にする」という操作名を一字一句間違えずに入力します。表記が違うと正確にショートカットキーが表示されないためご注意ください。
③実際にキーボードを押して、ショートカットキーを設定します。今回は、control + shift + O(オー)を設定しました。
④追加ボタンを押します。
これで、メモアプリの「大文字にする」という操作にショートカットキーを設定することができました。
実際にショートカットキーを使用してみましょう。
大文字に変換したい文字(例:Aaa)を選択し、先ほど設定したショートカットキー(例:control + shift + O)を押します。
選択したテキストを大文字に変換できました。
小文字にする操作にショートカットキーを設定したい場合も、同じ手順で設定することができます。
また、他のテキストエディタアプリでも大文字や小文字にする操作がある場合はショートカットキーを設定することが可能ですので参考にしてみて下さい。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4
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