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Macでスクリーンセーバーを起動するショートカットキー
この記事では、Macでスクリーンセーバーを起動するショートカットキーをご紹介します。
Macから一時的に離席する際にスクリーンセーバーをパスワード付きで設定しておくと、セキュリティ面の安全性を保つことができます。
以下では、ショートカットキー以外でスクリーンセーバーを起動したい場合の方法についてもご紹介しています。
Macでスクリーンセーバーを起動するショートカットキー
Macにはスクリーンセーバーを起動するショートカットキーはありません。ただし、画面をロックするショートカットキーはデフォルトで存在します。
画面をロックした場合は再びMacを使用する際にパスワードの入力が必要ですが、ログアウトの操作とは異なるためウィンドウが閉じてしまうことはありません。
以下の記事「Macで画面ロックするショートカットキー」セクションをご参照ください。
ショートカットキー以外で起動したい場合
画面ロックのための「control + command + Q」というショートカットキーは、ログアウトするための「shift + command + Q」やアプリケーション終了のための「command + Q」に似ているために万が一押し間違えてしまうと作業が全て中断されてしまいます。
押し間違いを避けるためにショートカットキー以外でスクリーンセーバーを起動したい、画面をロックしたいという方は以下の方法を参考にしてみてください。
ホットコーナーに割り当てる
Macには画面の四隅にマウスポインターを移動させることであらかじめ設定した操作ができる「ホットコーナー」という機能があります。
スクリーンセーバーの起動や画面のロックをホットコーナーに割り当てることが可能です。
方法の詳細は以下の通りです。
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
デスクトップとスクリーンセーバを選択します。
デスクトップとスクリーンセーバダイアログボックスが表示されます。
①スクリーンセーバを表示にチェックマークを入れて、②任意のスクリーンセーバーの画面(例:Monterey)を選択します。
③ホットコーナーボタンを押します。
画面のコーナーへの機能割り当てダイアログボックスが表示されます。
①任意の隅で「スクリーンセーバを開始する」を選択します。今回は左下に割り当てました。
②OKボタンを押します。
次にセキュリティ面を強化するために、スクリーンセーバーから戻る際にパスワードを入力するように設定します。
システム環境設定ダイアログボックスに戻り、セキュリティとプライバシーを選択します。
セキュリティとプライバシーダイアログボックスが表示されます。
「スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求」で「すぐに」を選択します。
パスワードの入力画面が表示されます。
①パスワードを入力して、②OKボタンを押します。
これでホットコーナーの設定は完了です。
実際にスクリーンセーバーが起動するかどうか確かめてみましょう。
マウスポインターを、先ほどスクリーンセーバーの起動を設定した画面の隅(例:左下)に移動させます。
画面がスクリーンセーバーに切り替わり、パスワードの入力欄が表示されました。
Touch barをカスタマイズする
Touch bar付きのMacをお使いの場合は、Touch barにスクリーンセーバーを起動させるボタンを配置することも可能です。
方法の詳細は以下の通りです。
まずはスクリーンセーバーから戻る際にパスワードを入力するように設定します。
パスワードの入力が不要な方は設定しなくても構いません。
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
セキュリティとプライバシーを選択します。
セキュリティとプライバシーダイアログボックスが表示されます。
「スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求」で「すぐに」を選択します。
パスワードの入力画面が表示されます。
①パスワードを入力して、②OKボタンを押します。
次にTouch barのカスタマイズを行います。
システム環境設定ダイアログボックスに戻って、キーボードを選択します。
キーボードダイアログボックスが表示されます。
Control Stripをカスタマイズボタンを押します。
①スクリーンセーバもしくは画面をロックを選択して、下に向かってドラッグすることでTouch barに機能が追加されます。
②完了ボタンを押します。
Touch barを確認して「スクリーンセーバ」のボタンがあれば問題なくTouch barに機能を追加できています。
スクリーンセーバーを起動させたい場合は設定したボタンを押しましょう。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4
- Magic Keyboard