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Macでフォントを見つける方法
Macでは、macOSに組み込まれたフォント管理システムのおかげで簡単にフォントを見つけられます。
以下は、Mac上でフォントを見つけて管理する方法です。
Font Bookの使用
macOSにはFont Bookというアプリケーションが付属しています。
システムにインストールされているすべてのフォントを管理し、表示することができます。
![Font Bookアプリについて](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac1.png)
Font Bookを開く
Font Bookはアプリケーションフォルダにあります。
Finderでアプリケーションフォルダをクリックすると確認できます。
![アプリケーションフォルダでFont Bookを探す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac21.png)
または、Spotlight(Command (⌘) + Spaceを押して「Font Book」と入力)を使用して検索し、開くことができます。
![Spotlight検索する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac2.png)
フォントを閲覧する
Font Bookを開くと、左側にフォントのリストが表示されます。
フォントは、英語、日本語などのカテゴリごとに整理されています。
カテゴリ(例:日本語)をクリックすると、そのコレクション内のすべてのフォントが表示されます。
![フォントが一覧で表示される](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac3.png)
フォント情報を表示する
リスト内のフォントをダブルクリックすると、メインエリアに表示されます。
試しに「American Typewriter」というフォントをダブルクリックしてみます。
![フォントを選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac6.png)
フォントの詳細やプレビューが表示されました。
![フォントの詳細が表示される](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac7.png)
上部にあるスタイル(レギュラー、ボールド、イタリックなど)を選択すると、フォントが異なるスタイルでどのように見えるかを確認できます。
試しに「ボールド(太字)」を選択してみました。
フォントが対応しているスタイルしか確認できないためご注意下さい。例えば、太字に対応しているフォントでなければ「ボールド」では表示されません。
![スタイルを変更する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac5.png)
フォントを検索する
特定のフォントを探している場合は、Font Bookウィンドウの右上にある検索バーを使用します。
探しているフォントの名前を入力しましょう。
![フォントを検索する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac8.png)
フォントのプレビュー
プレビューテキスト
英語と日本語の両方に対応しているフォントであれば、プレビューテキストを「日本語表記」と「英語表記」で切り替えられます。
Font Bookでフォントの詳細画面を開いて、プレビューテキストの上で右クリックします。
メニューに「英語」と「日本語」の選択肢が出るので、どちらかをクリックすると文章が切り替わります。
![英語と日本語が切り替えられる](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac22.png)
プレビューサイズ
Font Bookウィンドウの上部にあるスライダーをドラッグすると、プレビューテキストのサイズを調整できます。
![サイズを調整する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac9.png)
フォントの管理
フォントをインストールする
新しいフォントをインストールするには、まずはFinderでフォントのZipファイルをダブルクリックします。
![Zipファイルをダブルクリックする](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac10.png)
解凍したファイルをダブルクリックします。
![フォルダをダブルクリックする](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac14.png)
フォントファイルをダブルクリックします。
![フォントファイルをダブルクリックする](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac12.png)
フォントファイルが自動的にFont Bookで開きます。
「インストール」ボタンを押すと、Macにフォントをダウンロードできます。
![Font Bookが開くのでインストールボタンを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac13.png)
フォントを無効にするまたは削除する
フォントを無効にするか削除したい場合は、Font Bookでフォントを右クリック(またはControlクリック)して、「無効化」または「削除」を選択します。
フォントを無効にすると、アプリケーションで使用できない状態でシステムに残りますが、削除するとシステムから削除されます。
![フォントを右クリックして削除](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac15.png)
削除を選択した場合は確認画面が表示されます。「フォントを削除」ボタンを押すとフォントが削除できます。
![フォントを削除ボタンを押す](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac16.png)
フォントの場所
Mac上のフォントは、さまざまな場所に保存されます。
ユーザーフォント:~/Library/Fonts(ログイン中のユーザーのみが利用可能)
![フォントの保存場所](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac17.png)
システムフォント:/System/Library/Fonts(macOSシステム用)
![フォントの保存場所](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac18.png)
また、ネットワークネットワークフォント:/Network/Library/Fonts(すべてのネットワークユーザーが利用)にも保存されている場合があります。
これらのフォルダに移動するには、Finderを起動した状態でメニューバーの「移動」をクリックし、「フォルダへ移動」を選択します。
![フォルダへ移動を選択する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac19.png)
フォルダのパスを入力してEnterを押すと、移動できます。
![パスを入力する](https://ringo-hack.com/wp-content/uploads/how-to-find-fonts-on-mac20.png)
さいごに
これらの方法を使用することで、Mac上で簡単にフォントを見つけたり、プレビューしたり、インストールしたり、管理したりすることができます。