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PDFのプリフライトを行うフリーソフト

プリフライトとは、「フォントの問題」「色の不一致」「レイアウトのミス」などを確認、解析し、PDFが正確に印刷されるかどうかを検証する作業です。

視覚的に確認が難しい情報も正確に判断できるようになるため、印刷ミスを減らして高品質な印刷物を目指す上で、プリフライトは重要なステップとなります。

以下でご紹介しているソフトを利用すれば、簡単にPDFのプリフライトを行うことができますので、PDFの印刷時にはぜひお役立てください。

Adobe Acrobat Readerの基本情報

Adobe Acrobat Reader

Adobe Acrobat Reader

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    Adobe Acrobat Readerでプリフライトを行う方法

    Adobe Acrobat ReaderでPDFのプリフライトを行う方法をご紹介します。

    Adobe Acrobat Readerの有料版では、「構文に関する問題」「文書のカラーモード」「透明効果の有無」などを確認、解析することができます。

    「PDFを大量に印刷される方」や「文書に高画質な画像が挿入されている方」にとっては非常に有用な機能ですので、まずは7日間の無料期間を利用してソフトをお試しください。

    以下ではWindows 11を使って、Adobe Acrobat ReaderでPDFのプリフライトを行う方法をご説明します。

    開くを選択する

    Adobe Acrobat Readerを起動します。

    「メニュー」、②「開く」の順に選択します。

    PDFを選択する

    「開く」ダイアログボックスが表示されました。

    プリフライトを行いたいPDF(例:PDFサンプル 画像)を選択し、②「開く」ボタンを押します。

    印刷工程を使用を選択する

    選択したPDFが表示されました。

    「すべてのツール」タブ、②「印刷工程を使用」の順に選択します。

    プリフライトを選択する

    「プリフライト」を選択します。

    種類を選択して解析ボタンを押す

    「プリフライト」ダイアログボックスが表示されました。

    この「プリフライト」ダイアログボックスから、それぞれ任意の項目を確認、解析することができます。

    今回は例として、「PDF の構文に関する問題レポート」を選択します。

    「プロファイル」を選択し、②「解析&フィックスアップ」ボタンを押します。

    「PDF 解析」、④「PDF の構文に関する問題点をレポート」の順に選択し、⑤「解析」ボタンを押します。

    プリフライトを行えた

    解析結果が表示されました。「問題なし」と表示されていれば、指定した項目(例:PDF の構文に関する問題レポート)に関する問題は、現在のPDFに発生していません。

    以上の操作でPDFのプリフライトを行うことができました。