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MacでUSキーボードを利用したときのショートカットキー
Macで使用できるキーボードは、言語に合わせて様々な種類があります。
主に英語圏で使用されている「USキーボード」をお使いの場合でもMacのショートカットキーをそのまま使うことができますがJISキーボードとは異なる点があるため注意が必要です。
この記事では、USキーボードでショートカットキーを使用する際の注意点についてご紹介します。
USキーボードを利用したときのショートカットキーの注意点
以下では、USキーボードでショートカットキーを使う場合の注意点をご紹介します。
かなキー・英数キーがない
USキーボードには、入力言語を瞬時に切り替えられるショートカットキーである「かなキー」と「英数キー」がありません。
上の画像はUSキーボードです。赤い矢印で示したキーにはJISキーボードであれば「かなキー」と「英数キー」がありますが、USキーボードではcommandキーになっています。
「かなキー」と「英数キー」が使えないため、USキーボードでは日本語入力と英語入力をショートカットキーで切り替えるための設定を行う必要があります。
設定方法については以下の記事「USキーボードで言語を切り替える」セクションをご参照ください。
修飾キーの配置がMac内蔵キーボードとは異なる
USキーボードとJISキーボードではいくつかキーの配置が異なります。
例えば上の画像の赤い矢印で示したように、ショートカットキーでよく使うcontrolキーとCaps Lockキーの位置がJISキーボードとは反対になっています。
Magic keyboardのUSキーボードとJISキーボードの配列の違いについては以下の記事を参考にしてみてください。
Magic KeyboardのJIS（日本語）とUS（英語）配列について
今までJISキーボードを使っていて最近になってUSキーボードを使い始めたという方など、USキーボードの修飾キーの位置が使いづらい方は以下の方法でcontrolキーの位置とCaps Lockキーの位置を入れ替えてみましょう。
①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
キーボードを選択します。
キーボードダイアログボックスが表示されます。
画面右下の修飾キーボタンを押します。
修飾キーの設定画面が表示されます。
①「キーボードを選択」で、お使いのUSキーボード（例：Magic Keyboard with Numeric Keypad）を選択します。
②「Caps Lockキー」で「⌃ Control」、③「Controlキー」で「⇪ Caps Lock」を選択し、④OKボタンを押します。
これで、USキーボードのcontrolキーとCaps Lockキーの位置を入れ替えることができました。
deleteキーが搭載されている
Macの内蔵キーボードにはdeleteキーが搭載されていませんが、外付けのUSキーボードではdeleteキーを使うことができます。
上の画像のように外付けのキーボードの場合は2つのdeleteキーがあります。左のdeleteキーが通常の削除を行うキーで、右側のdeleteキーがWindowsのdeleteキーと同じ役割を持つキーになります。
ただし、ホームポジションから少し離れた位置にあるためdeleteキーを使用する際は、手を大きく動かさなくてはいけません。
USキーボードのdeleteキーが遠くて使いづらい場合は、ショートカットキーを使うのがおすすめです。
ショートカットキーで削除とdeleteを行う方法については、以下の記事「カーソルの前にある文字を削除するショートカットキー」セクションと「カーソルの後ろの文字を削除するショートカットキー」セクションをご参照ください。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.5
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