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MacのUS(英語)配列キーボードについて
この記事では、MacのUS(配列)キーボードについての情報をまとめています。
USキーボードを買うメリット/デメリットや、USキーボードとJISキーボードの違いなどをご紹介しています。
また、「英数/かな」キーがないUSキーボードでは、どうやって日本語と英語を切り替えるのかについてもご説明します。
USキーボードを買うメリットは?おすすめのところ
US(英語)配列キーボードは、シンプルなキートップが特徴的で日本国内でも人気の高いキーボードです。
以下では、USキーボードを買うメリットをまとめています。
- ビジュアルが美しい
- ホームポジションの位置が中央寄り
- 記号の位置が分かりやすい
- returnキーが横に長いため、指で押しやすい
USキーボードには、JISキーボードのキートップにあるような「かな」の印字がありません。
キーに印字されている記号や文字の数が最大でも2個と非常に少ないので、シンプルでわかりやすいのが良いところです。
US(英語)配列とJIS(日本語)配列の違いについては、以下の記事「Magic Keyboardの日本語配列と英語配列の違い」セクションをご覧ください。
ホームポジションとは何なのか、US配列のreturnキーはJIS配列と比べてどれくらい大きさが異なるのかについてご紹介しています。
Magic Keyboardの違い(スマートキーボードの違いも)
デメリットは?後悔するところ
以下では、USキーボードを買うデメリットをまとめています。
- 「英数/かな」キーがないため日本語切り替えが面倒
- かな入力ができない
- (元々JIS配列キーボードを使用していた場合)慣れるまで時間がかかる
USキーボードには、JISキーボードにあるような「英数/かな」キーがありません。
英数/かなといった分かりやすいキーが無いことはデメリットではありますが、Macで設定を行うことで簡単に日本語の切り替えができるようになります。
本記事「USキーボードで日本語切り替え」セクションでは、USキーボードでもスムーズに日本語切り替えができるように設定する方法をご紹介しています。
整備済み製品のUSキーボードはある?
整備済み製品にUSキーボードは存在しますが、販売されるのは非常にまれです。
Appleの公式サイトでは、不定期に「Apple認定整備済製品」が販売されています。
整備済み製品とは、何らかの理由で返品またはキャンセルされた製品を、Appleが整備/クリーニングを行ったうえで販売している製品です。
整備済み製品は通常価格よりも15%ほど安く、保証も1年間付いてきます。
しかし、整備済み製品として販売されるキーボード(MacBook含む)のほとんどはJIS配列です。
US配列が販売されることは滅多にないため、いつ出るか分からない整備済みのUSキーボードを待つよりも、新品で購入することをおすすめします。
MacbookのUSキーボードの購入先
以下では、USキーボードを搭載したMacBookの購入先をいくつかご紹介します。
MacBookのUSキーボードを購入するには、カスタマイズ注文(CTO)をする必要があります。
家電量販店やショッピングサイトはカスタマイズ注文に対応していないことが多いです。あらかじめご了承ください。
Apple
Appleでは、MacBook購入時、上記のようにカスタマイズすることができます。
キーボードの言語のほか、メモリやストレージなども自分に合ったものを選ぶことができます。
自分好みのMacBookを購入したい場合は、Apple公式からカスタマイズ注文することをおすすめします。
Amazon
Amazonでは、USキーボードを搭載したMacBookは販売していません。
基本的に、Amazonなどのショッピングサイトでは、キーボードのカスタマイズ注文はできません。
カスタマイズ注文をしたいときは、Apple公式またはカスタマイズ注文に対応している家電量販店から注文するようにしましょう。
ヨドバシ
ヨドバシ・ドット・コムでは、MacBookのカスタマイズ注文が可能です。
注文時、キーボードの言語で「バックライト Magic Keyboard 英語(米国)」を選択することで、USキーボードのMacBookを注文することができます。
ポイントもしっかり付与されますので、お得にMacBookを購入したいときはヨドバシから購入するのも良いでしょう。
ヤマダ電機
ヤマダ電機では、USキーボードを搭載したMacBookは販売していません。
USキーボードの設定
以下では、USキーボードの各設定方法をご紹介しています。
初期設定方法
Macキーボードの初期設定(ペアリング)方法は、JIS配列、US配列ともに同じです。
以下の記事では、Appleから販売されているMac用キーボード「Magic Keyboard」のペアリング方法をご紹介しています。
Mac、iPad、iPhone、Windowsとペアリングする方法をそれぞれご紹介していますので、参考にしてください。
USキーボードで日本語切り替え
MacキーボードのUS配列には、JIS配列にあるような「英数」「かな」キーはありません。
以下の記事「かな/英数キーの有無」セクションでは、英語配列(US)キーボードで日本語切り替えをする方法を説明しています。
「特定のキーを同時に押す方法」と「caps lockキーのみで日本語切り替えをする方法」の2つをご紹介していますので参考にしてください。
Magic Keyboardの違い(スマートキーボードの違いも)
commandキーのみで日本語切り替えをしたい場合
ここでは、「英かな」という無料アプリを使って、左右のcommandキーで日本語切り替えができるようにする方法をご紹介します。
英かなにアクセスし、Download 英かな-v2.2.3ボタンを押して英かなをダウンロードします。
①Finder、②ダウンロードの順に選択し、③eikana-2.2.3.app.zipをダブルクリックして解凍します。
英かなアプリをダブルクリックします。
アクセシビリティアクセスダイアログボックスが表示されます。
“システム環境設定”を開くボタンを押します。
システム環境設定が開かれます。設定を変更するため、左下のカギを選択します。
システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。
①Macのパスワードを入力し、②ロックを解除ボタンを押します。
①英かなにチェックを入れ、②左下のカギを選択します。
メニューバーにcommandキーのマークが表示されたことを確認します。
これで英かなのインストールが完了しました。
試しに、入力方法をcommandキーで切り替えてみましょう。メニューバーを見ると、「A」と表示されていることが分かります。
これは現在の入力方法を表すアイコンです。「あ」は日本語、「A」は英語というように覚えてください。
日本語に切り替えるには、右側のcommandキーを押します。
アイコンが「あ」に切り替わり、日本語入力に切り替わったことを確認できました。
英語入力にするには左のcommandキー、日本語入力にするには右のcommandキーを押しましょう。
caps lockキーのみで日本語切り替えをしたい場合
Macで簡単な設定を行うことで、caps lockキーひとつで英語/日本語を切り替えることができます。
caps lockキーのみで日本語の切り替えを行う方法については、本記事「USキーボードで日本語切り替え」セクションでご紹介している記事を参考にしてください。
USキーボードで日本語入力ができない場合
US配列キーボードで日本語入力ができない場合は、入力ソースから日本語が消えていないか、変換学習に異常が起きていないかを確認してみましょう。
以下の記事「日本語入力ができない場合」セクションでは、日本語で入力することができない場合の対処法をご紹介しています。
Magic KeyboardのJIS(日本語)とUS(英語)配列について
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- Magic Keyboard
- iMac (24-inch, M1, 2021) macOS 12.4
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