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Magic Keyboardのデバイス間の切り替え方法
Magic Keyboardは、Mac/iPad/iPhone/iPod TouchといったさまざまなAppleデバイスで使用することができます。
同時に複数台とBluetooth接続することはできませんが、その都度切り替えて使用したり、「ユニバーサルコントロール」を有効にしてMacとiPadでキーボードを共有して使うことは可能です。
この記事では、Magic Keyboardのデバイス間の切り替え方法を説明します。
iPadとMacデバイスに接続しているMagic Keyboardの切り替え方法
Magic Keyboardは、1つにつき1台のデバイスにしかペアリングできません。ここでは、Magic Keyboardの接続先をiPadからMacに切り替える方法を説明します。
Magic Keyboardの接続先をiPadからMacに切り替えるには、まずiPadとMagic Keyboardの接続を解除する必要があります。iPadで接続を解除するには、設定アプリを選択します。
①Bluetoothを選択し、②Magic Keyboard横の情報ボタンを押します。
このデバイスの登録を解除を選択します。
“Magic Keyboard”の登録を解除しますか?ダイアログボックスが表示されます。デバイスの登録を解除を選択します。
これでiPadとMagic Keyboardの接続が解除されました。以下では、MacとMagic Keyboardを接続する方法を説明します。
Magic Keyboardの接続先をMacに切り替えるには、①画面左上のアップルメニュー、②システム環境設定を選択します。
Bluetoothを選択します。
Magic Keyboard横の接続ボタンを押します。
これで、Magic Keyboardの接続先をiPadからMacに切り替えることができました。
ユニバーサルコントロールでの切り替え方法
Magic Keyboardは、同時に複数台と接続するマルチペアリングには対応していません。
しかし「ユニバーサルコントロール」という機能を有効にすることで、MacとiPad(最大2台)でMagic Keyboardを共有することができます。
ユニバーサルコントロールを有効にするには、以下の条件を満たしている必要があります。
- MacとiPadで同じApple ID、iCloudにサインインしている
- 各デバイスを10m以内に配置し、Bluetooth、Wi-Fi、Handoffをそれぞれ有効にする
- iPadでモバイルデータ通信を共有していないこと
ユニバーサルコントロールは、以下のデバイスで利用できます。お使いのMacやiPadが対応しているかどうかご確認ください。
Mac(macOS Monterey 12.4 以降) | iPad(iPadOS 15.4以降) |
---|---|
MacBook(2016以降発売のモデル) | iPad Pro |
MacBook Pro(2016 年以降発売のモデル) | iPad(第6世代以降) |
MacBook Air(2018 年以降発売のモデル) | iPad Air(第3世代以降) |
Mac mini(2018 年以降発売のモデル) | iPad mini(第5世代以降) |
iMac(2017 年以降発売のモデル) | |
iMac(Retina 5K, 27-inch, Late 2015) | |
iMac Pro | |
Mac Pro(2019以降発売のモデル) | |
Mac Studio |
お使いのMacやiPadがユニバーサルコントロールに対応していない場合は、本記事「iPadとMacデバイスに接続しているMagic Keyboardの切り替え方法」セクションでご紹介している方法を参考に切り替えを行ってください。
以下では、ユニバーサルコントロールでMagic Keyboardを切り替える方法をご紹介します。
iPadで、設定アプリを選択します。
①一般、②AirPlay と Handoffの順に選択します。
Handoffの切り替えボタンを押し、オンにします。
カーソルとキーボードの切り替えボタンを押し、オンにします。
Handoff、カーソルとキーボードをそれぞれオンにすることができました。
Mac側での設定方法は以下の通りです。
Macで、①アップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。
ディスプレイを選択します。
ユニバーサルコントロールボタンを押します。
①「ポインタとキーボードを近くにあるすべてのMacまたはiPad間で移動することを許可」、②「ディスプレイの端を通過させて近くにあるMacまたはiPadに接続」、③「近くにあるMacまたはiPadに自動的に再接続」にチェックを入れ、④完了ボタンを押します。
①ディスプレイを追加を選択し、②「キーボードとマウスをリンク」のグループにあるiPadを選択します。
これでMacとiPadをユニバーサルコントロールでリンクすることができました。
この画面ではMacとiPadの位置関係を変更することができます。
今回は例として、iPadをMacの右側に置いた状態でリンクします。
Macで、マウスポインターをiPadのある右側に移動させます。
iPadの画面に丸いマウスポインターが表示されました。
これにより、Macで使用しているマウスやキーボードを使ってiPadを操作することが可能になりました。
試しにiPadのメモアプリで文字入力を行ったところ、Magic Keyboardで打った文字が反映されていることを確認できました。
これで、ユニバーサルコントロールでMagic Keyboardの操作を切り替えることができました。
マウスポインターを画面の端に移動させるだけで簡単に行き来できますので、頻繁にMacとiPadを切り替える場合には特におすすめです。
Magic Keyboardの日本語切り替え方法
以下では、Magic Keyboardのキーを押して、日本語に切り替える方法をご紹介します。
Magic Keyboardのかなキーを1回押します。
これで日本語に切り替えることができました。
デスクトップ上部のメニューバーを見ると、入力が日本語に切り替わっていることを確認できます。
入力を英字に戻すには、Magic Keyboardの英数キーを1回押します。
これで英字に切り替えることができました。メニューバーを見ると、入力が英字に切り替わっていることを確認できます。
マルチペアリングできるキーボード
Magic Keyboardは、さまざまなAppleデバイスで使用できるもののマルチペアリングには対応していません。
以下では、複数のデバイス間を切り替えできるマルチペアリングキーボードをいくつかご紹介します。
Logicool「K780 マルチデバイス Bluetooth/Unifying キーボード」
便利なテンキーを搭載したマルチペアリングキーボードが欲しい方には、Logicoolの「K780 マルチデバイス Bluetooth/Unifying キーボード」をおすすめします。
MacやiPadはもちろん、WindowsやAndroidにも接続することができ、最大3台までの同時接続が可能です。
こちらのキーボードには「EASY-Switchボタン」が付いており、ボタンを押すことで瞬時にデバイス間を切り替えることができます。
サイズは奥行き15.8cm、幅38cm、高さ8mm〜2.2cmで、重さは875gです。
Amazonでは2022年6月現在、税込6,838円(送料無料)で購入できます。
価格は変動することがありますので、気になる方は下記リンクから商品の詳細をご覧になってみてください。
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エレコム「マルチペアリング ミニキーボード」
コンパクトなサイズで比較的安価なマルチペアリングキーボードが欲しい方には、エレコムの「マルチペアリング ミニキーボード」がおすすめです。
こちらのキーボードは、Bluetooth対応機種を最大3台まで同時接続できます。
デバイス間を切り替えるには、Fnキーを押しながら特定のキーを押します。
Fnキーと同時にキーを押す必要があるため、うっかり切り替えてしまう心配がなく安心です。
サイズは奥行き12.15cm、幅28.65cm、高さ2.04cmで、重さは約264gと非常にコンパクトです。
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本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- Magic Keyboard
- iMac (24-inch, M1, 2021) macOS 12.4
- iPad (第6世代) iPadOS 15.5
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