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Macでハードディスクを初期化する方法
この記事では、ハードディスクを初期化する方法についてご紹介します。
Macで不具合がでた場合や、外付けハードディスクをリセットして使いたい場合等にハードディスクを初期化することが出来ます。
ただし、初期化を行うとハードディスクに保存された全てのデータが削除されてしまうため、必要なデータはバックアップを取るなど慎重に行うようにしましょう。
Macでハードディスクを初期化する方法
Macには「Macintosh HD」という内蔵ディスク(HDD/SSD)が搭載されています。
Macintosh HDは初期化することが可能ですが、Macの初期化と同じ操作になるためバックアップ等の事前準備や初期化後のOSの再インストールなどが必要になります。
Macintosh HDを初期化する場合は、以下の記事「Macで完全初期化する方法」セクションを参考にしてください。
外付けハードディスクを初期化する方法
Macで外付けハードディスクを初期化することも可能です。
ただし、ハードディスクに保存したデータがすべて削除されますので必要なデータがあればMacや別の外部ディスクに移動させておきましょう。
外付けハードディスクを初期化する方法については以下のとおりです。
Macに外付けハードディスクを接続します。
デスクトップに外付けハードディスクのアイコンが表示されます。
アイコンをダブルクリックします。
Finderダイアログボックスが表示されて、外付けハードディスクに保存されているファイルやフォルダが表示されます。
初期化するとすべて削除されてしまうため、残しておきたいものはすべて別の場所に保存しておきましょう。
①アプリケーション、②ユーティリティの順に選択します。
ユーティリティダイアログボックスが表示されます。
ディスクユーティリティを選択します。
ディスクユーティリティダイアログボックスが表示されます。
①初期化したい外付けハードディスク、②「消去」の順に選択します。
外付けハードディスクを消去しますか?というダイアログボックスが表示されます。
①任意の名前を入力し、②フォーマットを選択します。
③消去ボタンを押します。
今回はフォーマットとして、「exFAT」を選択しました。フォーマットとは、データを保存する際の「ルール」のようなものになります。
「exFAT」は「Windows/Macの両方で使える」「1ファイル4GB以上のものも保存できる」などの特徴があります。
その他フォーマット形式については以下の表を参考にしてみて下さい。
形式 | 概要 |
---|---|
MS-DOS (FAT32) | WindowsとMacの両方で使用可 保存は1ファイル最大4GBまで |
Mac OS拡張(ジャーナリング) | Macの標準的なHFS+(ファイルシステム)のフォーマット |
Mac OS拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング) | Macの標準的なHFS+(ファイルシステム)のフォーマット ファイル名やフォルダ名の大文字小文字を区別する |
MS-DOS (FAT) | WindowsとMacの両方で使用可 4GBより大きいディスク容量には対応していない |
exFAT | WindowsとMacの両方で使用可 1ファイルサイズの制限なし |
初期化が終了したら、完了ボタンを押します。
デスクトップのアイコンを確認すると、初期化によって名前が変更されていることが確認できます。
本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。
- MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4